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カンダタと蜘蛛の巣ー繋がりに関する考察


今ってシステム化されてて、個人の時代でってなってるけど、

やっぱり人間は社会性動物なんで、繋がりを必要としているひとが多くいる。


そこで問題になるのが、どういう繋がりを作るかということだ。

まだ言葉にできず、とりあえずイメージだけ書いてみた。

イメージを書き出してちょっと面白かった発見は、

左は『蜘蛛の糸』の地獄から脱出しようとするカンダタで、右は網目状になってて蜘蛛の巣に見えたことだ。


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左が現在の繋がりのイメージで、右が原始的な繋がりのイメージ。

家族や地域が個人に分割されたことによって、ある種のしがらみからは解放された訳だが、人間という動物にとって繋がり=コミュニティは不可欠なものである。

そこで現在は様々なコンテンツや法律や社会問題にしがみついてなんとか繋がっている。

これも良いっちゃ良いのだが、分断がどうたらという、これも社会問題があるらしい。


そこで右を見てほしい。

これは昔ながらのコミュニティの図である。

仲間同士で楽しみや困り事を共有しているので、コンテンツもルールも、目の見える範囲、顔のわかる範囲でつくっている。

これを仲間コミュニティと呼ぶことにする。


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この仲間コミュニティの良いところは、網の目状になっているので、ちょっとやそっとのことでは繋がりが切れないことにある。

それからみんな顔見知りなので誹謗中傷もなかなかし辛いだろう。 

一方封建的な空間になる恐れはある。


もしくは、左は消費による繋がりで、右は生産による繋がりともいえるかもしれない。(性的な意味も含め)


どっちが良いだろう?

カンダタになるか、蜘蛛になるか。




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