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名盤!ベンチャーズとビートマスのクリスマスアルバムと“Jingle Bell Rock”ジングルベルロック

せっかくクリスマスのある12月なので、今月はホリデースペシャルとして少し映像系から離れて、楽しくクリスマス関連のnoteを中心に書こうかなぁとも思っています。

寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。ぐっでぃテレビのモーリーです。

突然ですが皆さん『ジングルベルロック』という曲をご存じでしょうか。『ジングルベル』を”ロック”調にアレンジした曲?と思われがちですが『ジングルベルロック』は『ジングルベル』とは全くメロディーも歌詞も違う曲です。

とはいえ『ジングルベルロック』という題名にピンと来なくても、メロディーを聴けば皆さん一度はどこかで耳にしたことがあるのではないでしょうか。それでは早速いってみましょう!!

Jingle Bell Rock(ジングルベルロック)/Bobby Helms(ボビー・ヘルムズ)

『ジングルベルロック』が最初にリリースされたのは1957年のこと。カントリーシンガーのボビー・ヘルムズによって発表されました。

1954年に発表された『ロック・アラウンド・ザ・クロック』がロックンロール誕生の曲といわれることが多いのですが、1957年の時点でロックという言葉が使われていることから、カントリー畑のシンガーではありますが、ロックを意識した曲をいち早く取り上げたのかもしれませんね。

歌詞もロックンロール然とした陽気なもので、”冬の寒い中、ジングルベルの音を聞きながら踊って歌ってパーティーしようぜ!”的なパーティーソングとなっています。

ちなみに本家『ジングルベル』の歌詞はというと、実はクリスマスとかサンタさんとか全く関係がなく、子供がそり遊びをしている様子が描かれたものです。(実はこの『ジングルベル』ちょっとしたコントのような面白い歌詞になっています。)

欧米のパーティーってダンスと音楽がつきものですものね。そういやぁ昔大好きだった海外ドラマ『ビバリーヒルズ高校白書』の主人公の一人である、ブランドンはダンスが下手なキャラクターで、そのことがあだとなってパーティーをうまく楽しめないエピソードもいくつかありました。海外ドラマで見るプロムとかダンスパーティーとか憧れたなぁ~(笑)

原題”90210”には高校編の『ビバリーヒルズ高校白書』と大学・社会人編の『ビバリーヒルズ青春白書』の2つがあるのですが、私はどちらかというと高校編の『ビバリーヒルズ高校白書』の方が好きです。『ビバリーヒルズ高校白書・青春白書』をはじめ海外ドラマについてもまたいつかnoteにまとめたいなぁ。

話が少しそれましたが次は日本で昭和40年前後の少年少女を虜にしたあのグループの『ジングルベルロック』を紹介します。

Jingle Bell Rock(ジングルベルロック)/The Ventures(ザ・ベンチャーズ)

私が最も好きな『ジングルベルロック』は何を隠そうこのザ・ベンチャーズバージョン。ベンチャーズなのでもちろん歌なしのインストゥルメンタルなのですが、めっちゃロックしてます。

ちなみにこのベンチャーズバージョンの『ジングルベルロック』、テレビ番組のBGMとしても割とよく使われています。

ベンチャーズのクリスマスアルバム『The Ventures' Christmas Album』はクリスマスアルバムの中でも名盤の一つです。ベンチャーズ全盛期の1965年に発表されたこのアルバムは60年代のクラシックロックファンなら必聴の一枚となっています。

ノーキー・エドワーズが奏でるモズライトの音色と、ドン・ウィルソンの小気味よいリズムギター。ボブ・ボーグルのスインギーなベースに、メル・テイラーの鉄壁のドラミングをクリスマスソングで楽しむことが出来ます。

全曲捨て曲なしの、サイコーのパーティーアルバムです。私は子供のころ家族のホームパーティーのBGMとして毎年のようにかかってました(笑)ベンチャーズって日本だけで人気の”テケテケ”でしょって思っている方。1964~1966年あたりのベンチャーズのアルバムを聴くと「ベンチャーズってロックなんだ!」って見方が変わりますよ。ちなみにアメリカでもベンチャーズって結構知名度あります。

実はこのアルバムちょっとしたコンセプトがありまして、どの曲も当時のヒット曲のフレーズの一部をアレンジに加えて演奏されています。ちなみに『ジングルベルロック』はチャック・ベリーの『メンフィス・テネシー』のリフをモチーフとしたアレンジとなっています。

次は少し変わり種の覆面バンドの『ジングルベルロック』を紹介します。

Jingle Bell Rock(ジングルベルロック)/The Rubber Band(ザ・ラバー・バンド)※The Beatmas ザ・ビートマス

サンタの格好をしてビートルズがクリスマスソングを歌ってる!?

いやいやそんなわけないですよね。こちらはザ・ラバー・バンド扮するザ・ビートマスのジングルベルロック。

アルバムのジャケットもビートルズのアルバム”ヘルプ”のパロディ。
そして元ネタの本家本元ビートルズのヘルプのジャケットはこちら。微妙にポーズが違うのはご愛敬ですね。

これだけふざけた感じのジャケットだとネタ的な内容のアルバムかと思いきや、どの曲も演奏やアレンジもよく最高のクリスマスアルバムに仕上がっています。

このアルバムも先ほどの『The Ventures' Christmas Album』と同じコンセプトでどの曲もビートルズの曲をモチーフにしてアレンジされています。『ジングルベルロック』の場合『プリーズ・プリーズ・ミー』がモチーフとなっています。

1995年に発表されたアルバム『Xmas! The Beatmas』には当時『ザ・ビートマスの4人はサンタクロース!』という日本題が付いているものもありました(笑)後の再販盤には日本題がなくなっていました(笑)

割とクリスマスシーズンになるとCDショップのクリスマスアルバムコーナーに並んでいるこのアルバムとの出会いは約20年ほど前。学校帰りにタワーレコードでたまたま視聴したのが出会いでした。最初は興味本位でヘッドフォンを取り再生したのですが、どの曲も素晴らしく、めっちゃほしいと思ったのですが、学生には高額な日本盤しか売っておらず、その日は買わずに退散したことを覚えています。(当時輸入盤なら1500円前後、日本版は2500円前後で売っていたので、学生時代はほとんど輸入盤を購入していました。)

結局その年はそうこうしているうちにクリスマスシーズンが終わってしまい買えずじまい。(クリスマスアルバムってクリスマスシーズンが終わると店頭からなくなってしまうことが多い・・・)手に入れたのはその後、社会人になってからでした。

アップルミュージックでアルバムを紹介しようかと思ったのですが、このアルバムサブスクではないようです。是非興味のある方はアルバムをお買い求めください(笑)ビートルズファンだけでなく、楽しいクリスマスソングが好きな方にはきっと気に入っていただけるアルバムですよ。

最後にどこかのテレビショーに出た時の映像でしょうか。ザ・ラバー・バンド扮するザ・ビートマスの映像もyoutubeにありました。

いかがだったでしょうか。皆さんお気に入りの『ジングルベルロック』はありましたでしょうか。みなさんお気に入りのクリスマスソングってありますか。もしあったら是非教えてくださいね。てなわけで今回は楽しいクリスマスソング『ジンブルベルロック』の紹介でした。


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