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風薫る5月に聴きたい曲【洋楽編】

風が気持ちいい季節になりましたね。皆さんいかがお過ごしでしょうか。ぐっでぃテレビのモーリーです。

ゴールデンウィークも残すところあと少し。こちら明石は前半戦少し天気の悪い日もありましたが、後半に入ってからはおおむね気持ちの良い天気が続き、たっぷり風薫る5月を感じることが出来ています。

当の私はというと今年のゴールデンウィークは仕事が結構入っていてゆっくり連休と楽しむといった感じではありませんが、それでも半日ゆっくりしたりと楽しく過ごすことが出来ました。

今回はゴールデンウィークの仕事疲れ、遊び疲れ、そして休み疲れを癒すべく、爽やかな曲を聴きながら音楽雑談noteを楽しんでみたいと思います。

Have You Never Been Mellow(そよ風の誘惑)/Olivia Newton-John(オリビア・ニュートン=ジョン)

まずはオリビア・ニュートン=ジョンの『そよ風の誘惑』からスタートしましょう。爽やかなメロディに乗せてオリビアの透き通ったヴォーカルが楽しめる一曲。

邦題の『そよ風の誘惑』は、爽やかなメロディにマッチしたものなのですが、歌詞をよく読むと「爽やかなその風に誘われて楽しいなぁ」といったリゾート感のあるものではなく、「頑張りすぎないで!もっとゆっくりしてもいいんだよ!」と優しく勇気づけてくれるような応援ソングといった感じ。

日本でも5月病なんて言葉もあるくらいなので春のそよ風の曲ではなりませんが頑張りすぎにブレーキをかけてくれる、お疲れモードの現代人にはぴったりの曲なのかもしれませんね。

How Deep Is Your Love(愛はきらめきの中に)/Bee Gees(ビージーズ)

特に春というわけではないけれど、なぜかこの季節に聴きたくなる一曲ということでビージーズの『愛はきらめきの中に』を2曲目にチョイス。

noteを綴るにあたって歌詞を読んでみたんですが二人の関係が不安定な恋人に向けたラブソングのような感じに思いました。「How Deep Is Your Love(あなたはどれだけ僕を愛してる?)」みたいな感じなのかなぁ。

深いところはわかりませんでしたが(How Deepなのに・・・(笑))とにかくイントロから爽やかで子どものころから大好きな一曲です。

Dans le même wagon(そよ風にのって)/Marjorie Noel(マージョリー・ノエル)

次にチョイスしたのは60年代のフレンチポップ歌手、マージョリー・ノエルが歌った『そよ風にのって』。最近では竹内まりやさんにもカバーされ、私たちのような当時を知らない世代にも少し知名度が上がった一曲です。

リリースは1965年で、その当時は弘田三枝子さんなどにもカバーされていたようで、日本ではそれなりにヒットした曲だったようです。

邦題は『その風にのって』ですが歌詞の内容は旅の途中に乗った列車で出会った人との恋を歌ったもの。(コーラスの「フーフーフー」は汽車の汽笛の音をあらわしているようです。よく聴けばギターの歯切れのよいバッキングも汽車が颯爽とレールの上を走る音のように聴こえますね。)

ちなみにマージョリー・ノエル本人も日本語で歌っているバージョンもあります。つたない日本語もなかなかかわいいです。

Desafinado(デサフィナ―ド)/Stan Getz · João Gilberto (スタン・ゲッツ/ジョアン・ジルベルト)

この時期になるとそろそろボサノバも聴きたくなるところでボサノバの名盤Getz/Gilbertoから『デサフィナ―ド』をチョイス。ボサノバの名曲『イパネマの娘』から始まるこのアルバムは捨て曲なしの大名盤なんですが、中でも私お気に入りの曲がこの『デサフィナ―ド』。

ジョアン・ジルベルトのけだるくも心地よいボーカルにスタン・ゲッツのジャジーなクールなサックスがプラスされ最高にかっこよく仕上がっています。

タイトルの『デサフィナ―ド』とは『調子はずれ』という意味で、「調子外れに歌うことこそボサノバなのさ」って感じで歌詞の中でも歌っています。

私はこのウィットに富んだ言い回しが超オシャレで大好きで「そうだ!そうだ!音楽は音程とかじゃなくスィングであり、リズムや音に合わせて心地よくなることなんだ!!」だなんて自分の音楽へのアプローチを再確認させてくれる一曲でもあります。


あとがき

いかがだったでしょうか。風薫る5月。春夏秋冬でどの季節が一番好き?と問われると「夏!」って答える私なんですが、実は4月の終わりから5月にかけたまさに今の時期が最も好きな季節。新緑の季節といいますか、春と初夏の間みたいなこの時期が1年で一番好きです。

好きな理由はというと、もちろん気候の良い季節で気持ちがいいというのもありますが、一番の理由は・・・・大好きな好きな夏の前だから(笑)

ユーミンのアルバムに『14番目の月』ってアルバムがあるんですが、あのタイトルの意味は「満月の一日前」っていう意味で「最も輝く少し前が一番ワクワクするの」って意図からつけられたそうなんです。

ユーミンの中でどのアルバムが好き?って問われたら、このアルバムは好きなアルバムの中の1枚に必ず選ぶほど聴き込んだ大好きなアルバムです。

この裏話を聞いた時「わかるなぁ~」って本当に共感しました。夏が大好きなんだけどいざ夏になると、夏の終わりのカウントダウンが始まる・・・それが寂しくって。なので夏の前、もっと言うと初夏の前の今この時期が夏好きの私にとって最も輝く季節なんです(笑)

そんなこんなで今回は気持ちのいい5月に聴きたい曲を聴きながらの音楽雑談noteでした。ゴールデンウィーク最終の土日、予定がある人もない人も、何か一つでも初夏の前の小さなキラキラを感じられることがありますように。それでは素敵な週末をお過ごしください。

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