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素敵な在宅医療・介護

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#訪問看護ステーション

『入退院支援の機能と最新の取り組み〜在宅の情報が持つ力とは?〜』【#在宅医療研究会 オンライン|2月度開催レポート】

本日は、「入退院支援の機能と最新の取り組み〜在宅の情報が持つ力とは?」とのタイトルでお話しいただきます。 講師は東京女子医科大学病院の医療連携・入退院支援部入退院支援室で入退院支援を専任でされている看護師の大塚祐輔先生です。 入退院支援は、在宅医療を行う上でとても大切な活動です。これは一方向の情報のやり取りではなく、在宅から病院、そして病院から在宅へと、双方向に情報のやりとりをすることを意味します。 それでは大塚先生、よろしくお願いします。 皆さま、よろしくお願い

訪問看護あるある〜看護師ってこわい!?〜

執筆者:松永あさこ 訪問看護ステーション有度の里 介護支援専門員の実務者研修を受けていた時 グループワークで一緒になった方や隣の席になった方に、必ず言われた言葉があります 「訪看さんってこわいのかと思ってました〜」って そういえば 介護支援専門員実務者研修の中で講師の方も 「看護師に苦手意識がある方も多いと思いますが・・」 と、看護師対応方法を説明していました 看護師ってこわいですか? 私も学生時代は実習先の指導看護師や、新人時代は先輩看護師がこわかったし、今

訪問看護ステーションの目指すべき規模感とは? 大規模ステーションへと成長した背景や大規模ならではの強み、経営上のノウハウまで

今回は静岡県を中心に展開する社会福祉法人 聖隷福祉事業団の訪問看護ステーション細江の所長兼静岡エリア訪問サービス統括所長の尾田様(以下敬称略)にインタビューさせていただきました。 聖隷訪問看護ステーションさんは、聖隷福祉事業団の訪問看護ステーション事業として1993年にわずか4名の職員さんで始まりました。利用者さんの要望に誠実に正確に応え続けることで、現在では全国18事業所、約270名の職員さんで構成される一大事業に成長しています。29年かけてどのように成長を遂げたのか、その

複数の居宅サービスを提供する理由とは? 他職種連携により信頼を勝ち取る経営術

今回は千葉県で5つの居宅サービス(訪問看護ステーション、ヘルパーステーション、居宅介護、デイサービス、福祉用具)を展開し、その上で不動産事業まで幅広いサービス提供を行っている「トータルケアステーション和気あいあい」の本部長吉田様(以下敬称略)にインタビューさせていただきました。 複数の居宅サービスをトータルで提供しているからこそのメリットや、利用者様に対する想いをお聞きしました。 私たち株式会社ゼストは、在宅医療のスケジュール調整を自動化するクラウドサービスを展開しています

訪問看護におけるSNSの有効な活用方法とは? SNSが今後の訪問看護に絶対に必要な理由

今回は千葉県の訪問看護ステーション「さくら咲くGroup」の代表である天野様(以下敬称略)へのインタビュー第2弾です。 さくら咲くGroupさんには前回、訪問看護ステーションの経営に関するお話をお聞きいたしました。約2年半で3拠点へ、訪問時間は約1年半で3倍へと急拡大しており、その経営方針は大変学びの多いお話しでした。 そんなさくら咲くGroupさんですが、実はSNS活用にも大変力を入れていらっしゃるとのこと。現在のSNSの運用の目的や背景、今後の訪問看護におけるSNSの在り

看護師が働きやすい環境とは? ステーションの雰囲気づくり、コミュニケーション活性化のコツ

今回は東京都足立区の訪問看護ステーション「ケアプロ訪問看護ステーション東京(足立ステーション)」の所長である高田様と副所長の髙橋様(以下敬称略)にインタビューをさせていただきました。 ケアプロさんでは若いスタッフの方が多く、とてもいきいきと働いている印象のステーション様です。また少しお話を聞くだけでも、とても利用者想いのステーション様だということが良く分かりました。実際に、現在では利用者さんの数も300人以上と急成長をされている中で、本日はステーション運営において大事にしてい

訪問看護ステーションの急拡大の秘訣とは? 医師/ケアマネ/利用者に選ばれるステーションになる為の考え方

今回は千葉県の訪問看護ステーション「さくら咲くGroup」の代表である天野様(以下敬称略)にインタビューさせていただきました。 さくら咲くGroupさんは開業から約2年半で3拠点へと拡大、訪問時間は直近の約1年半で3倍へと急拡大しているステーションさんです。また、SNS活用など新たな仕掛けもどんどん取り入れています。そんなさくら咲くGroupさんが、どのような経営方針で運営をなさっているのかお聞きしました。 2年半で3拠点、1年半で訪問時間3倍へ。 ゼスト まず、さくら咲く

訪問看護を始める時に必要な「指示書」はいくら支払うの?

訪問看護、訪問リハビリを開始する時に必ず必要なのは「指示書」と呼ばれる処方箋です。 訪問リハビリは「お医者さんが必要と判断した場合」に処方をしてもらって開始することができます。お薬と扱いは同じなんですね。 看護師さん、理学療法士などのリハビリ療法士が訪問するためにも、この料金は必ず必要になります。 指示書処方までの「患者さん」「主治医」「訪問看護ステーション」の関係性は以下になります。 今回のnoteで理解してもらうのは以下のことです。 ①1回あたりの処方料金はいくら

訪問リハビリの1回あたりの料金はいくら? (訪問看護ステーション)

訪問リハビリって、1回あたり料金はいくらなの?と、聞かれることがあります。 これ、とっても答えにくい質問なんです。 なぜなら、訪問サービスをする側、受ける側の状況によって変わるから、なんですね。複雑なんです。 noteでリサーチしましたが、ズバッと書いている記事がありませんでした。 そうなんです。正確に書きにくい記事なんです。 ですが、今回は【一般の方へ】イメージを持ってもらうために、震えながら書きます。 正確に伝えようとすると、複雑すぎて一般の方は理解できません。

ナース服なんていらない。【実話】

これから話す事は全て実話です。 2021年12月26日。 僕は、訪問看護師という仕事をしている。 訪問看護師という仕事は、看護師全体の5%しかいない。 まだまだニッチな仕事である。 主に、自宅で療養生活をしている患者さんのもとで体調確認や困り事を解決するのが仕事だ。 看護師であるはずの僕が、今日着ているのは白衣ではない。 サンタクロースの格好をしている。 なぜかというと、新型コロナウィルスの影響で外出を控えている患者さんに少しでもクリスマス気分を味わって欲しいか

訪問看護のリハと訪問リハは同じなの?

私は理学療法士ですが、訪問看護ステーションに勤務しています。 訪問看護ステーションに勤めていると言うと、一般の人からは「看護師さんですか?」と聞かれることも少なくありません。 一般の方がご存知ないのは当然のこととして、療法士の中でもこの辺を理解していない方は多いのではないでしょうか。 今回は混同されがちな訪問看護(理学療法士等の訪問)と訪問リハビリテーションの違いについて、現場の感覚からお伝えしたいと思います。 リハビリテーションだけど訪問看護訪問看護ステーションにお