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素敵な在宅医療・介護

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#退院

『入退院支援の機能と最新の取り組み〜在宅の情報が持つ力とは?〜』【#在宅医療研究会 オンライン|2月度開催レポート】

本日は、「入退院支援の機能と最新の取り組み〜在宅の情報が持つ力とは?」とのタイトルでお話しいただきます。   講師は東京女子医科大学病院の医療連携・入退院支援部入退院支援室で入退院支援を専任でされている看護師の大塚祐輔先生です。   入退院支援は、在宅医療を行う上でとても大切な活動です。これは一方向の情報のやり取りではなく、在宅から病院、そして病院から在宅へと、双方向に情報のやりとりをすることを意味します。 それでは大塚先生、よろしくお願いします。   皆さま、よろしくお願い

容体が急変→救急搬送とは限らない!介護を通してわかった看取り方とは?

一般病院は「病気を治療するところ」昨年の10月、血糖値が800を超え(正常値は80~110未満)緊急入院となった姑。一時は死の淵をさまよいましたが、治療の甲斐あって、退院できました。 姑は入院の数日前、癌の末期とわかり、余命宣告も受けたところでした。 退院前に担当医師から話がありました。 「異常に高くなっていた血糖値は、正常とまでは言えませんが、何とか(死なない程度まで)下げることができました。」 「残念ながら癌の進行を止めることはできません。抗がん剤治療をしたとしても

【退院】「とりあえず自宅に戻って」が通用する家庭としない家庭

どーもカイゾウ(@kaizo777)です。 今回は「『とりあえず自宅に戻って様子を見る』が通用する家庭とそうでない家庭」というテーマで書いてみたいと思います。 急性期病院へ入院し、治療が終わり退院の話が上がったとき「自宅に戻る」という選択と「転院しリハビリを行う」という選択を提案される場合があります。 これまで私が関わった「退院ケース」で上手くいかなかったケースがあります。 それは高齢夫婦+別居の子どもが関わったケースが比較的多いです。 先に結論を言うと「退院してみ

訪問看護は一人きり?

昨日季節を感じようとか考えたら、黄砂どっさりと降ってきて負の要素満載な感じです。でも、外にさえ出なければ【冬日和】でとても気持ちよかったので、素敵な1日だった、、、ということで。 さて本題です。 訪問看護師だというと、病棟での仕事との違いをよく聞かれます。いつも答える第一声は 「働く場所が違うだけで何も変わらないよ」です。 訪問看護は感動的なんじゃないかと思ってた方はちょっと不審な顔をされて、訪問看護って1人で行くから不安だなーと思ってた方は少しほっとした顔をされます。 1