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寝る前に「はちみつ」を摂るメリットとは?安全なはちみつの選び方も解説

こんにちは!
睡眠の専門家・しょうです。

はちみつといえば、古くから健康的な甘味料として愛されてきた食材です。

そのさまざまな健康効果によって、最近では「夜はちみつダイエット」などのブームにもなっています。

はちみつは、腸内環境の改善に役立ち、低GI食品でもあるため、睡眠改善にも効果的な食材です。

今回のnoteでは、睡眠改善に役立つはちみつの効果・メリットと、摂取する際の注意点、そして安全なはちみつの選び方についてもご紹介します。

睡眠改善にははちみつが効果的

夜中に起きてしまう場合や、毎日夢を見る場合など、睡眠の質が下がっている原因として「夜間低血糖」が疑われることがあります。

夜間低血糖は、日中のストレスや就寝前の空腹によって、睡眠中の血糖値が下がり過ぎてしまうことを言います。

血糖値が下がると、体内では「コルチゾール」というホルモンが分泌されて血糖値を上昇させようとしますが、コルチゾールには覚醒効果もあるため、睡眠の質を下げる結果となるのです。

この夜間低血糖を防ぐために効果的なのが、就寝前に糖分を摂取することです。

ただし、夜食として定番のおにぎりやうどんを食べてしまうと、消化のために胃腸に負担がかかり、睡眠の質を下げてしまいます。

そこで役立つのが、糖分が体にゆるやかに吸収され、腸内環境の改善や抗酸化作用も併せ持った、はちみつを摂ることなのです。


寝る前にはちみつを摂るメリット

次に、寝る前にはちみつを摂るメリットとして、次の5つをご紹介していきます。

  • 腸内環境が改善する

  • 血糖値が上がりにくい

  • 抗酸化作用を持つ

  • 殺菌効果がある

  • 美容に役立つ

それぞれ詳しく解説しましょう。


腸内環境が改善する

はちみつには、腸内細菌のエサとなるオリゴ糖が豊富に含まれているため、腸内環境の改善に役立ちます。

また、はちみつに豊富なグルコン酸という成分も、腸内の善玉菌を増やしてくれます。

腸内環境のバランスが改善されると、幸せホルモンのセロトニンや、入眠を促すメラトニンの生成を促し、睡眠の質を高めてくれる効果があります。

気分が落ち込んだり、うつ病になるリスクも抑えられるため、腸内環境を改善したい方は積極的に摂りたいところです。


血糖値が上がりにくい

はちみつは、GI値が低い低GI食品のため、血糖値の急上昇を抑えてくれます。

低GI食品は、糖分の吸収がおだやかであることから、腹持ちが良く、食後の眠気を抑えられるメリットもあります。

清涼飲料水やスナック菓子などの高GI食品は、血糖値を急上昇させ、肥満や睡眠の質低下の原因にもなります。

そのため普段から使用している砂糖をはちみつに置き換えて使用するのもおすすめです。


抗酸化作用を持つ

はちみつには高い抗酸化作用があるため、体内の活性酸素を除去し、老化を防止する作用もあります。

活性酸素を除去することで、がんや生活習慣病などの予防にもつながることが、はちみつの高い健康効果の由来にもなっています。

活性酸素は加齢とともに体内に蓄積していくため、老化防止や健康増進のために摂取するシニア世代も多いです。


殺菌効果がある

はちみつに含まれるグルコン酸は、強い殺菌効果を持っています。

昔から「はちみつと生姜は風邪に良い」と言われていますが、これははちみつの殺菌効果によってウイルス・細菌を消毒してくれることが理由です。

また、はちみつにはビタミンB群も豊富なため、口内炎の治療のために患部へ直接塗って治すこともあります。


美容に役立つ

はちみつに含まれるアミノ酸やポリフェノールは、美容・美肌にも役立つ成分です。

はちみつを使った化粧品も数多く販売されており、中にははちみつを使って化粧水を自作している方もいるほどです。

食べて内側からきれいにするだけではなく、外側から肌をケアできるのもはちみつのメリットです。


はちみつを摂るときの注意点

睡眠はもちろん、健康や美容にも役立つはちみつですが、摂取する際にはいくつか注意したいポイントがあります。

それが次の3点です。

  • 乳児に与えるのはNG

  • 過剰摂取は糖質過剰に

  • 人工甘味料などが混入しているケースも

それぞれ詳しく解説していきましょう。


乳児に与えるのはNG

はちみつは、1歳未満の乳児に与えてはいけない食品です。

というのも、はちみつには「乳児ボツリヌス症」を引き起こす原因菌が含まれている可能性があるからです。

現代では非常に珍しい症状ではありますが、中には死亡する事例もあるため注意してください。

なお、妊娠中や授乳中に、女性がはちみつを摂取するのは問題ありません。


過剰摂取は糖質過剰に

はちみつには高い健康効果がありますが、比較的ハイカロリーで糖質も多く含んでいます。

大さじ1杯あたりの栄養価では、グラニュー糖よりもはちみつの方がカロリーが上回るというデータもあります。

はちみつの過剰摂取は肥満の原因にもなるため、食べ過ぎには注意してください。

目安としては1日あたり10〜30g、大さじ1〜2杯程度を上限にすると良いでしょう。


人工甘味料などが混入しているケースも

市販されているはちみつには、まれに人工甘味料などの添加物が混ざっていることがあります。

実際に、はちみつの利益率を高めるために一部のメーカーが行っていることが判明しています。

特にはちみつの品質基準がゆるやかな日本では、海外の粗悪なはちみつが輸入され、無加工の「純粋はちみつ」として売られているケースもあります。

そのためはちみつを選ぶ際には、安全性や加工方法を充分にチェックする必要があります。


国産または欧州産のはちみつがおすすめ

では、安全なはちみつを選ぶには、どのようなポイントに注意すれば良いのでしょうか?

はちみつ選びの基準としておすすめなのが、国産または欧州産の商品を選ぶことです。

国産の場合ははちみつの品質基準に不安があるため、地域の養蜂家から直接購入することをおすすめします。

欧州産のはちみつは、世界でもトップクラスに厳しい品質基準のもとで作られているため、割高ではありますが安全なはちみつが入手しやすいです。

他にも、ニュージーランド産やルーマニア産のはちみつは、高い品質を誇る輸入品として有名です。

スーパーなどで安価に売られているはちみつには、中国産のものが多く流通していますが、できるだけこうした製品は避けるようにしましょう。


おわりに

腸内環境の改善に役立ち、低GI食品のため体への負担も少ないことから、寝る前にはちみつを摂取することで睡眠改善にもつながります。

老化防止・美容効果にも優れているため、若々しく健康でいたい方にもおすすめの食材です。

ただし、スーパーなどで流通しているはちみつには粗悪なものも多いため、欧州産や地元の養蜂家から購入したはちみつを使うようにしましょう。


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