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彦根発「らぶひこ会議」潜入レポート!“世界遺産のあるまちづくり”をみんなで考えよう!

こんにちは。彦根市シティプロモーション戦略推進委員会(企画・サポートグループ)メンバーのヒラオです。

10月1日(土)に開催した「らぶひこ会議」の模様をレポートします!
「らぶひこ会議」はサブタイトルにもあるように、「世界遺産のあるまちづくり」について、市民が楽しくワイワイ話し合う会議です。ワークショップ形式で開催するので、企画側のスタッフは事前に、参加者に何を感じてもらうことを目的に、どのような進行をするかについて、きっちりミーティングするのですが、今回は仕事の都合で参加できず・・。果してどうなることやら・・。

今回のテーマは「人を繋ぎ、文化を紡ぐ」
世界遺産のあるまちづくり、それは即ち、文化財を守り継承していくには、人のつながりとそこから生まれる文化が大切なんじゃないか・・ということ。
今の彦根に人のつながりはあるのか、彦根の文化って何なのか?
その辺りを紐解く「らぶひこ会議」になりそうです。

18名の参加者(シティプロモーション戦略推進委員会メンバー含む)が2つのグループに分かれて和気あいあいと自己紹介。
初めまして・・と思いきや、共通の知り合いがいたりして意外に何処かでつながってるものですねーなんて話をしながらスタートです。

司会進行は、委員会メンバーの清水君。司会役もかなり板についてきました。しっかりと「彦根市のシティプロモーション戦略」について説明をして、本題に入ります。

彦根市シティプロモーション戦略についてはこちらをご覧ください https://www.city.hikone.lg.jp/kakuka/kikakushinko/10/2/19276.html 

まずは

「今、どんな繋がりを持っていますか?」

という設問に対して、各グループ内で、参加者それぞれが話を掘り下げていきます。

真ん中は自然と「家族」になりました^_^

家族・親族、職場の仲間、趣味や生きがいを通じた仲間、地域の繋がり、リアルに会える友達、SNS友達、なじみのお店・・などなど、挙げてみると普段思ってる以上に様々な関係性の中にいることに気づかされます。

しかし、繋がりの形は時代の移ろいと共に変わっているようで・・
家族や親戚の繋がりは、核家族化、転勤による移住などにより先細っていたり、昔は濃かった地域の繋がりが、煩わしさからか薄く形骸化してきたのに対し、趣味や「生きがい」を通じた繋がりが、SNSの隆盛もあって強化されてきているのでは?という気づきになりました。

続いては、

「彦根の文化の良いところと悪いところ」について

グループ討議。
このテーマは非常に盛り上がりました!
彦根愛に溢れる「良いところ」が連発されたかと思いきや、見方を変えると実は「悪いところ」だったり、その逆もしかり。
 歴史文化を大切にする⇔変化を歓迎しない
 真面目で上品⇔慎重で消極的
 地域の結束が強い⇔市全体のまとまりがない
 文化遺産が多い⇔文化遺産を活かせていない
などなど。

上部の「カタチがないもの(風習、考え方など)」と下部の「カタチのあるもの」に分けて分析
左側がポジティブ面で右側がネガティブ面。中間付近に位置するものが多い?

アピールポイントがじつはウィークポイントだったなんて・・難しいもんだなーとおもっていましたが、

とあるグループの発表で「良い面も悪い面もあるのだから、良い方で捉えてもらえるやり方や、長所を伸ばすような方法を考えていくべきでは」との提言に「なるほどねー」と感心してしまいました。

次回は、「世界遺産登録のある街として、人の繋がり・彦根の文化を考えよう」がテーマになるとか。

今の繋がりをどのように最適化して、どのような文化を紡いでいくべきか?継承すべき文化はなにか?などについて、話し合うことになりそうです。

そういえば、以前とある大学教授と話していた際に「文化って面倒くさいよ。でも面倒くさいことだから継承されているともいえるけどね。」みたいな話に妙に得心した記憶が蘇りました。

確かに、非効率的で無駄にも思えるようなことが実は大切だったりするんだよなーって改めて感じた今回のらぶひこ会議でした。

企画・サポートグループ/ヒラオ

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