imaichi

組織戦略コーチの今野誠一です。組織変革のコンサルティング会社「株式会社GOOD and…

imaichi

組織戦略コーチの今野誠一です。組織変革のコンサルティング会社「株式会社GOOD and MORE」を経営し24期目です。大企業からベンチャー企業まで、20年間に約600社の組織戦略の構築支援、経営チームのコーチング、ワークショップ・研修のファシリテート等を務めてきました。

最近の記事

段ボールに襲われる夢を見た日

愉快なドライバーさん達ニトリの家具を運んで来てくれたのは、いつもS急便のTさんだった。 「今日は、3つですよ」 「今日はひとつだけです」 と、ひとつだけの日は寂しそうにも見える。 しばらく配達が続いたある日 Tさん「家具屋できますね(笑)」 今「そのうち、ここがニトリだぜ(笑)」 Tさん「ボクが買いに来ますよ(笑)」 今「顧客番号1番だな(ワハハハ)」 こんな会話が楽しい毎日だった。 ニトリはS急便さん、amazonはY運輸さん、と決まっていてエリアの担当

    • 北見市移住日記006「ドラマチックdocomo」

      【docomoに行って老け込んで帰って来た日】 北見市に来て、事務所と住居の開設にやっきとなっていたんだけど、「おっといけない。それが目的でこっちに来たんじゃないぞ」って、本来の目的の義父を見守ることを冷静に思い出してね。 姪に車を出してもらって、初めて津別町の義理の父を訪ねることにした時のお土産の目玉がね、docomonoの「らくらくフォン」だったんだよ。 何しろ一人暮らしの義父だからね。 停電になったら家の電話は使えないし。 外に出た時に何かあっても連絡の方法がない

      • 北見市移住日記005「お米を10キロもらった日」

        【いよいよ納車になるぞ】 事務所と住居が整って、さあ、残る大物は「自動車」である。 「車がないと生活できないよ」とたくさんの人に言われていたんだけどね。 来てみたら想像以上だったんだな、これが。 徒歩圏内で暮らしていると、とにかく買い物ができない。 みんな幹線沿いのホームセンターに買い物に行くんだね。 もちろんコンビニがあるから、すぐに困るということはないんだけど、コンビニに何でもあるわけじゃないし、コンビニに通っていると何だか侘しくなってくるんだよな。 コンビニの店員さ

        • 北見市移住日記004「移住を決めたわけ」

          4月25日、家族(妻一人娘一人)を三鷹に残し、単身妻の実家の隣町である北海道北見市に移住した。これまで単身赴任も転勤も経験したことのない自分にとって、一大決心ではあったけど、勢いに乗ってここまで来てしまった。 不動産会社さんから最初に図面を送ってもらって一目ぼれして、一回の下見で決めた家(事務所兼住居)は、1ヶ月もかかったけど、ようやく整って暮らしを始めたばかりだ。 移住の目的は、妻の実家(網走郡津別町)で一人暮らしをしている90歳の義父の近くにいるためだ。年齢が年齢なん

        段ボールに襲われる夢を見た日

          北見市移住日記003「優秀な営業マンのY君」

          話は急に移住を決意した時に遡る。 とにもかくにも、北見市に家を探さなくちゃ話が始まらないんだが、どうしたものかと考えていたんだ。 【北見の不動産会社を紹介される】グラントリノの他に、三鷹にもう一店よく行くカフェがあるんだ。女性の方がお一人でやっているカウンター席だけのかわいいお店。買い物帰り等に妻と一緒にビールを飲みに立ち寄る店。 「今度北見市に引越すんだ」なんて話したら、その方のご主人のご実家が北見市だったことが判明。わお、一気に親近感が増幅。 事情でご実家の住宅を

          北見市移住日記003「優秀な営業マンのY君」

          北見市移住日記002「Nトリのカーテン物語」

          先日投稿の『北見市にやってきた」をお読みいただきありがとうございました。 「面白かった。次回も期待してます」というお声をたくさんいただいてしまい、かなりハードルが上がった感がバリバリなのでありますが・・・。 な、何しろ・・・時間がございません。 一時的なものなので、間もなく平時に戻るのではないかと思います。 もっとも、新しい環境、新しい生き方、新しい仕事の仕方なので、新しい「平時」を作り上げている段階とも言えますが。 何もかも一人でやっていますので、何かの作業に手間取

          北見市移住日記002「Nトリのカーテン物語」

          北見市移住日記001「北見市にやってきた」

          《独りっきりの旅立ち》 北海道北見市に突然引っ越した。 その目的については、徐々に明かしていこう(にじみ出て来るかもしれない)と思う。 妻の実家への帰省の時に通っているだけで、詳しくは知らない土地で暮らすことになったのだ。知らない土地ということもさることながら、問題は「厳寒の地」だということだな。 皆さんに「これからの北海道はいい季節ですね」「いい時期に行くことになってよかったじゃないですか」と、口々に言われて女満別空港に降り立った当日は「雪」で、気温は「1℃」だった。

          北見市移住日記001「北見市にやってきた」

          WHYから始めよ!

          【複合機のエンジニアのMさん】オフィスでは、ずっとR社の複合機を使わせてもらってます。 フィニッシャーと紙折機能も付いた優れものです。 一番多い仕事は、研修のワークシート、テキストの作成ですね。 特にテキストについては、中綴じのできるフィニッシャー(自動ホチキス)が手放せません。 定期点検と、酷使しているが故の故障の修理に決まったエンジニアのMさんが来てくれます。 とても気のいいエンジニアの方で、次第に来られた時に会話するようになったんですね。 ある日の修理が

          WHYから始めよ!

          MVVの成功事例

          【マテックス社の「コア・バリュー浸透プロジェクト」】 年末年始に、昨年1年間を振り返っていました。 いつも全ての仕事に思い入れを持って臨んでいるのですが、コロナ禍の昨年の活動はとりわけ印象に残りました。 その中でも、制約の多い状況でも取り組みをやめずコア・バリューの浸透活動を続けた、「マテックス株式会社(以下、マテックス社)」をご紹介します。 マテックス社は、池袋に本社事務所を持つ、ガラスの卸を生業とする会社です。 創業が昭和3年5月といいますから、あと8年で100

          MVVの成功事例

          K氏の思い出

          【バブル崩壊での人員削減】 今から30年も前の話です。 当時人事部長をしていた会社で、バブル崩壊による経営危機に陥り大幅な人員削減をせざるをえなくなりました。1600名の社員を半減させなくては経営が立ち行かないという中、グループの各企業に人員の受け入れを要請して回りました。 グループの中に、岩手県の名門ホテル、リゾートホテル、スキー場、ゴルフ場などの企業がありました。 東京の不動産会社でビジネスがしたくて入社した社員たちを、縁もゆかりもない土地の、まったく異業種の仕事

          K氏の思い出