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デンマークのハーベストフェスティバルに行ってみた!
10月も終わり、日を増すごとに秋の深まりを感じます。
ヨーロッパでは、先日(10月30日午前3時)にサマータイムが終わり、日本との時差が7時間から8時間になりました。1日の時間が1時間増える感覚は、日本にいた時には経験することがなかった不思議なものです。
今回は、コペンハーゲンのGrønt Marked's Harvest Festival に行った日のことを記録します。
このイベントは、秋の収穫祭と題して、マーケット、ワークショップ、トーク、フード、ドリンク、音楽が楽しめるものでした。
目的は「農家や生産者、その他のフードアクターの素晴らしい仕事に焦点を当て、より良いフードシステムに貢献するためにお互いを鼓舞すること」だそう。
さっそく朝から参加してみると、老若男女問わず多くの人が訪れていて活気づいていました。
まずはマーケットから!
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入り口には、”Grønt Marked”(Farmars Market)の看板がありました。
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20を超える地元農家や食品生産者が商品を販売していました。
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生産者と話をして、生産までの過程やこだわり、最適な調理方法を直接聞くことができるのは、このマーケットの最大の良さだと感じました。人と人とのふれあいの、温かい空気が流れていました。
続いて向かったのは、トークステージ!
開会のあいさつは、コペンハーゲン市の技術・環境担当長が行いました。
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お話の中で、気候変動への危機感と持続可能な農業の必要性を熱く訴える様子が印象深かったです。日本の役所の担当者のイメージは、どこか淡々とスピーチをするイメージでしたが、この方は気候変動を喫緊の課題として、そして自分事として話している印象を受けました。
続いて、「ファーマーズ・マーケット:なぜ悩むのか」という議題のもと、5つの異なるステークホルダーの代表者がトークセッションを行いました。
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登壇者は、以下です。
Randi Gjerstsen (ノルウェーのファーマーズマーケット)
Rasmus Willig (Andelsgaarde:持続可能な方法で土地を再生的に耕作するために、農場を買い取り、再建し、リースすることを目的とした新しい協同組合運動)
Jonas Bjørn Jensen (社会民主党)
Zoe Bayraktar (Brinkholm:デンマーク初の有機共同農場)
興味深かったのは、政界、隣国ノルウェーのマーケット、民間企業と、幅広い分野からの登壇者がそれぞれの視点から気候変動や地産地消について意見交流をしていた点です。
最後に、フードエリア!
フードエリアでは、終日、地元のシェフやパン職人によるおいしい料理やケーキ、マーケットの生産者からの食材を使った料理が販売されていました。バーでは地元のリンゴ酒、ビール、ジュース、コンブチャを楽しむことができました。
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こちらのお店の店主は、実際にジャムを試食させてくださりました。「ミントジャム」は、今まで食べたことがなく、新鮮でした。デンマークではお肉と一緒に食べるそうです。
販売者と実際に話ができたことで、マーケットの醍醐味を味わえたように思います!
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