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「エンジニアになりたい」人が今すぐやるべき5つのこと〜のぶりん編〜

グッドローカルのメインエンジニアとして、代表の永田優樹(通称:たいしょう)さんとともにシステム開発にコミットするのぶりんさん。過去のnoteでは、グッドローカルにジョインした経緯海外6カ国を巡りながらフルリモートで働いた時のことを詳しく話してもらいましたが、今回はエンジニアになるまでの部分にフォーカス!

未経験からどのようにエンジニアになったのか? 勉強のために取り組んだこと、やっておけばよかったことは? 当時を振り返りながら、エンジニアとして活躍するための具体的なアドバイスを聞いてみました。


エンジニアとしてのスキルを証明し、未経験の壁を超える

株式会社グッドローカル エンジニア のぶりんさん

__エンジニアになった経緯を教えてください。
以前働いていた会社で、業務効率化のために使っていたExcel関数をきっかけに、VBAも勉強するようになったんです。そこから、さらに自分がやりたいことを実現するにはエンジニアリングを習得した方がはやいと気づいて、参考書を1冊やりきりました。それが、この本なんですけど…。

__416ページもある…!
プログラミングに関連する本は、どれもこれぐらいの厚さなんですよ。毎朝5時に起きて、出社前にこの本で勉強していました。帰りの電車の中や会社の休み時間、休日は図書館に行って進めたりと…今思い返すとよくやっていたな〜(笑)。

__ツラい時はなかったのでしょうか?
基本3日坊主なので、今まで続かないことの方が多かったんですが、プログラミングだけはすんなり継続できましたね。「嫌だな」「やりたくないな」と思うことなく1冊を終えられたんです。

「エンジニアになりたい」と日に日に思いが強くなっていったので、当時勤めていた会社を退職。退職後、エンジニアを養成する機関「42Tokyo」に入学しようと、受験にチャレンジしました。

「42Tokyo」の入学試験である「Piscine(ピシン)」は、4週間続くんです。オンラインの「エンジニア適性テスト」に合格すると、説明会に参加しPiscineがスタート。毎日大量の課題を進める必要があったのと、週に1回オフラインでテストを受ける必要があったため、宮城県から毎週東京へ通っていたんです。合格率は4%程度でしたがとにかく合格したかったので、4時間睡眠で寝ても冷めてもプログラミング漬けの毎日! 必死でしたね(笑)

__なぜ、そこまで努力できたのでしょうか? 
エンジニアの募集要項を調べたことのある方ならわかると思いますが、だいたい「エンジニア経験○年以上」と書かれているんです。その中で未経験の自分がスキルを信じてもらって転職するには「『42Tokyo』に受かった」という事実は、就職に有利に働くだろうと考えていました。合格しないとエンジニアにはなれない! それくらいの気合いでしたね。

無事Piscineを通過し、「42Tokyo」に入学。努力の甲斐もあって、就職活動を始めてすぐに、エンジニアとして採用してもらうことも叶いました。

のぶりんの詳しい経歴についてはこの記事をチェック!

小さな目標設定で成功体験を積み上げる。そして何より楽しむ!

__当時、勉強する上で意識していたことはありましたか?
目標設定をすることです。
もともとエンジニアの勉強をし始めたのも、業務効率化のために作りたいものがあったから。最終ゴールの手段が、Pythonを勉強することだったんです。当時はそれをいつまでに作るのか、期日を決めて勉強の計画を立てていました。

__逆算で動いていたんですね。当時を振り返って「これをしておけばよかった」と思うことはありますか?
経験がない中でのスキルの証明が「42Tokyo」に受かったことにあると考えていたんですが、「自分で何かを作って、ポートフォリオにする」手もあったと思います。経験が少なくても実力を見せるには一番いいですよね。工夫点や自分らしさも表現しやすいですし。

あとは今の私が使っているツールやサービスを、勉強中の身でも活用したら効率化できるんじゃないかなと。

__現在使っているツールを教えてください。
ChatGPTにわからないことを聞いて、メンター的な役割を担ってもらっています。またYouTubeにもたくさんの情報がまとまっているし、オンラインプログラミング学習サービスの「Progate」も親切なUIで人気ですよね。

__エンジニアになりたい! と思った人が、第一歩を踏み出す際にやるべきことは何だと思いますか?
永田さんが以前話していたことと同じで、何でもいいから作ってみてほしい。自分が手がけたものがかたちになる楽しさを味わってほしいです! そうしたら、それをポートフォリオにもできますよね。

1からすべて自分の力で作ってみると「楽しいな」って気持ちに気づけるので、その興味に従って勉強の範囲を広げていくともっと成長できるのではないでしょうか。

__逆に勉強や作業がうまく進まない時はどのようにしていますか? 切り抜け方を知りたいです!
私も小さな挫折をいっぱいしてきました。自分なりにがんばっているのにまったく進まず、心の中で泣きながらコードを書くこともあります(笑)。

そんな時は、文章化して考え方を整理します。図解する人もいますよね。自分が考えやすい方法で「手」を動かして書いてみると、少しずつ前進できると思います。

また、目標設定の見直しも欠かせません。
コツは「こういうものを作るぞ!」という大きな目標だけでなく、その手前の小さなゴールを細かく設定する。小さな「できる」が積み重なると自信にもなります。

その小さなゴールへの道筋を具体的に考えると、問題点だけでなく新たな選択肢も見つかるんですよね。Aじゃなく、Bの方法でもできるんだ! みたいに。

グッドローカルを牽引するエンジニアへ

__のぶりんさんが、エンジニアになってよかったと感じるのはどんな時ですか?
自分が「こうしたらうまくいくんじゃないか」と想像したことが、実際にかたちになってその通り動くと、何にも代えがたい達成感があります。もともとパズルを解いたり、思考ゲームをしたりするのも好きなので、ゲームをクリアするような感覚が楽しいです!

__着実にキャリアを積み重ねてきたのぶりんさんですが、エンジニアとしてのスキルを得たあとに出てくる壁はありましたか?
新しい技術やツールがどんどん出てくる業界なので、そこに適応するための勉強が常に求められる点です。同じ技術でもアップデートがあったりするので、それをすぐに使う機会がなくても知っておく必要はあるのかなと。

あとはマネジメントの壁です。エンジニアはコーディングするだけが仕事ではありません。管理業務には、プロジェクト管理やコミュニケーションスキルも求められます。全体を見て動かなければならない局面は、ある程度のキャリアを積んだ先に待ち受けていると思います。

___のぶりんさんが描く「エンジニアとしての未来像」を教えてください。
代表の永田さんが担っている部分をもっと任せてもらえるような、頼り甲斐のあるエンジニアになりたいです。

また、グッドローカルはインフラに強い会社を目指しているので、別軸で私もインフラに強くなりたい。社内には資格取得支援制度という、資格の難易度に合わせて合格祝い金がもらえる仕組みがあります。この制度を活用して、AWSの資格取得ができるよう勉強を続けています。

__活躍の幅がますます広がりそうですね。のぶりんさんは、オンオフのバランスはどのようにとっているんでしょうか?
プライベートも大事なので、休む時はしっかり休んでいますよ。今は神奈川に住んでいるので時々東京に遊びに行っていますし、先日は大阪にも行きました!

2023年の春まではヨーロッパを巡っていましたが、今はアジア圏が気になるので来年タイに行ければと思っています(笑)。

「エンジニアになりたい」人が今すぐやるべき5つのこと

1.目標は逆算して計画を立てるべし!
2.小さな目標を細かく設定し、成功体験を積み上げるべし!
3.うまくいかなかったら紙に書いて整理&目標を見直すべし!
4.作る楽しさを存分に味わうべし!
5.作ったものはスキルの証明。ポートフォリオにするべし!

取材協力:CASTER BIZ 採用

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