ロボットみたいじゃない大人たちと関われた2か月間
こんにちは!インターン生の咸侑娜です。
今回はインターン活動最後のnoteということで現地活動中の日記をご紹介します。
私は
①インタビューをしてみて
②ハーベストカフェに参加して
③浪江や双葉町を訪れて
この3本を詳しく紹介します。
①インタビューしてみて
私は現地活動中、ヒューマンビートボックス世界チャンピオンのTATSUYAさんにインタビューしてきました。
1番の私の発見はTATSUYAさんがコミュニティを作ろうと思ったきっかけについてお話しされていたことです。
“郡山には人が集まる場所がない。若い人たちが交流する場がない=新しい何かが生まれない”
とおっしゃっていました。私の出身、神戸では学生が勉強できる場だったり、学校を超えたつながりを持つ場があります。今までずっと神戸で生まれ育った私はそれが“当たり前”だと感じていました。
(でも逆に、お裾分けの文化はco-baの会員さんと話していて本当に存在することを知りました。)日常から離れることで自分の街の良さ、もっと良くできるところに気づくことができました。
私が書いたTATSUYAさんへのインタビュー記事はこちらから!
②ハーベストカフェに参加して
ハーベストカフェはシニア世代の交流の場で、地域課題解決や情報共有など、毎週様々なトピックについて話し合います。
職場でも家庭でもない、地縁とも違う“第三の場所”となるコミュニティを目指しています。
ハーベストカフェは一緒にインターンに参加した関さんが書いてくれています!
私は普段シニア世代の方と関わることはありません。今回参加させていただいた回では元県議会議員の勅使河原さんがゲストとして参加されており、住民の方からアイディアを出していました。その中で衝撃を受けたのが「回覧板をDXしたい」という意見です。私はシニア世代の方はスマホに苦戦しているイメージを持っていたので、実際に話してみないとわからないなと実感しました。
ハーベストカフェの皆さんは「若い者だからと距離を置くのではなく、いつもと違った意見が聞けた」とおっしゃってくださり、すごく楽しい時間を過ごせました。
③浪江町や双葉町を訪れて
私の中で福島県と聞くと「原発」というイメージでした。しかし、実際に今も帰ることができていない人々の存在について深く考えたことはありませんでした。双葉町を歩いてみて、洗濯物が干したままだったり、机の上にコーヒーの缶が残っていたり、、12年前から時が止まったまるで保存館のような異様な光景に言葉が出ませんでした。
福島県といっても現地活動中主に過ごしていた郡山市では地震や原発事故の面影を感じることはなく、福島県は広いんだなぁと実感しました。しかし、福島から遠い地域の人にとっては、インターンで福島に関わる前の私は、双葉町のようなイメージだけでした。
今後は、福島の魅力をもっと外の人に伝えることで、福島県のイメージや原発事故、放射線についての正しい知識を持ってもらうことにつながると思いました。
現地活動・インターンシップを終えて
現地活動を通して、一番強く感じたことは「実際に行動しなければわからない」ということです。自分の街の魅力にも、シニア世代の意見も、福島への知識も、インターネットだけでなく実際に自分の肌で感じたことで新たな発見ができました。これでインターンの活動は終わってしまいますが、今後も自分なりにいろんなところへ足を運び、たくさんの人と関わって豊かな大人になりたいと思います。
最後になりましたが、約2ヶ月サポートしていただいた三部さん、丹治さん、インタビューさせていただいたTATSUYAさん、ハーベストカフェの皆様、交流してくださったco-baの会員様ありがとうございました。
ロボットじゃない大人(私は大学生になるまで人は大学を卒業し、就職し、毎日満員電車に揺られるロボットになると思っていました)の皆さんと交流できたことで、「大人になるの楽しみかも?」と思うきっかけになりました。今後もロボットじゃない大人を目指して活動していきます!