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今週のグッドデザインを紹介します(7/10〜7/14)

蒸し暑い毎日ですがみなさんいかがお過ごしですか?
グッドデザイン賞公式インスタグラムでは、本日(7/14)の投稿が記念すべき1000投稿目でした。これからも毎日1点ずつ受賞作品をご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!それでは今日も今週のグッドデザインをまとめてご紹介します。



7/10 家具[Fulcrum]

建築板金加工で培った技術をもとに生まれた、家具コレクション。

「切る」「折る」といった最小限の板金加工を施した金属パーツを構造の要として使い、木材と組み合わせた上品な佇まいの木工家具のコレクションです。建築板金業で培ってきた既存の技術を最大限引き出し生まれたプロダクトは、その洗練されたシンプルさのなかに作り手の技術力の高さとデザイナーの細部へのこだわりが詰まっています。

#2022年度グッドデザイン賞

7/11 住宅[共育の家]
住民どうしが家族・世代を超えて、共に育て・育つ場づくり。

住宅を家族と地域が共有する計画です。キッチン=食育・地域団らんの場、読書スペース=知育・地域図書館のように、住宅の私的領域を積極的に地域住民に開放・共有し、半公共空間と位置づけました。住宅のあり方を考え直すとともに、地域住民に安心感を与えるコミュニティを目指しています。

#2022年度グッドデザイン賞

7/12 樹脂製折りたたみ踏台[desta]
さらに強く、軽く、コンパクトに。材質や構造から研究して開発された折りたたみ式の踏台。

幅広い用途で使い勝手がいいからこそ、より安心安全に使えるものを提供できないかと耐久性や利便性などをいちから見直し。天板を1枚構造にしてカーボン強化することで、1kgに満たない軽さながら乗ってもぐらつきや歪みを感じません。独自のヒンジ構造を採用することでワンタッチで折りたたむことができ、カバンに収まるほどコンパクトに。様々なシーンで活躍するプロダクトです。

#2022年度グッドデザイン賞

7/13 事務所[笹島高架下オフィス]
新幹線高架下×木造建築。これまでにない都市の風景を作り上げたオフィスビル。

名古屋駅近くの新幹線高架橋下に建つ、木造のテナントオフィスビルです。高架橋下という場所特有の空間的制約や構造的制約、振動・騒音などの諸課題に対して、限られた空間を最大限に活用しています。都市空間の新たな魅力を発見しようとする意欲的なプロジェクトであると評価されました。

#2022年度グッドデザイン賞

7/14 郵便事業[郵便ポスト]
日本全国赤い目印ですぐに見つかる、郵便ポスト。

全国津々浦々に設置され、いつでも誰でも簡単に利用できる郵便サービス。社会環境の変化やニーズに合わせてデザインを変化させつつも、120年以上変わらない赤色ですぐにポストだとわかります。明治に初めてのポストが設置されてから今日まで、日本の暮らしを支え続けています。

#2020年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞



この連載では、グッドデザイン賞インスタグラムで毎日1点ずつアップしている受賞作品をまとめています。
インスタグラムもあわせてご覧ください!
https://www.instagram.com/good_design_award/