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欧州 玄関ドアの真ん中にドアノブが!

おはようございますテンプラです。

海外の玄関を見るとドアノブ(取っ手)が玄関ドアのセンターについているドアをよく見かけます。

コルビジェの小さな家の玄関ドア。おへそみたいにノブがある。

これは、センターノブといって、鍵穴は別にあり、ノブ自体は固定で回転もせず、鍵を開けたらドアごと押して入る様なスタイル。
ドアのへそみたいなドアノブの玄関ドア。
ぜひ気にかけてみてください。

センターノブ型玄関ドア、日本では一般的には見かけないですね。
古い洋館などは、もしかしたら有るかもしれません。

歴史的な事はわかりませんが(とりあえず調べない…)、独断で考えるに「内開き」と「外開き」に答えがあるかもしれません。

日本の玄関は外開きに対して、海外(欧州)の玄関は内開きが多い。

知っていましたか?
(ここから、更にいい加減に書きますが)
これはたぶん敵国との闘い時の歴史が関係すると、どこかの書籍で見た気がします。
海外は大陸文化だから、何時でも敵が攻め込んでくる。

擁壁をぐるっと囲んで国を作ってゆくわけですが、そうなるとまず敵の入り口を破壊する事が重要で、ドアを破壊する簡単な方法として丁番の破壊をすること。

丁番・・・何となく聞いたことあると思いますが、ドアの回転の支点となる重要な箇所。
そこを破壊すると、ドアは簡単に外れるわけです。

その丁番を見せないようにするには、外側(敵側)から内側(丁番が付く側)に開くようにドアを付けることが重要になります。
大陸でつながっている国は、いつも敵が攻めてこられても大丈夫な様に、まずはドアを堅固にした。
もちろん住民もいろいろと物資がとられたり、殺されないように、なるべく自分たちの身も守れるように内開きドアが通常となった。

日本といえば、島国で襖障子&庶民は引き戸文化ですから、また戦にしても庶民の家まで攻められる事は稀で、家の入口に関してはそこまで発達しなかったと。。。と、適当な歴史観を描きました。

つまり、大陸文化であった海外の場合は、外部から内部に入る瞬間が重要で、もちろん内開き。鍵を開けながらドアを手で押した方が効率的。
ドアのレバーハンドルを動かして中に入るような手間暇さえ、外部からの一瞬のスキさえ見せてはならない!

ちなみに内側から外側に出る場合は、手前に引くわけですが、前述通り外部から内部に入る瞬間が重要ですので、内側からはセンターノブを持ちながらドアを開くわけでしょうね。

よくよく考えるとセンターにする意味・・・ってなんだろう。
内側からドアを開けにくそう。

やっぱ、何かしら別の理由があるのでしょうな。。。

※内開きだけどセンターノブだけではなく、鍵付きレバーハンドルも主流です。
また、最近では外開きも多々ございますし、地域性もあるようです。

スイスのバーゼル。普通のレバーハンドル。

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