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【もっと知ろうSDGs】~SDGsのウェディングケーキモデル~

突然ですが、最近「SDGs」というワードを耳にする機会が多いと思いませんか?

「SDGsの注目度が高いことは知っているかな」
「持続可能な社会を実現するための17個の開発目標だっけ?」
「色々な企業が目標のための取り組みを行っているよね」

しかし、実際皆さんはどのくらいSDGsについて知っていますでしょうか?

今回は、SDGsに対する理解をもっと深めるために「SDGsのウェディングケーキモデル」をご紹介します!

▼SDGsのウェディングケーキモデルとは?
SDGsの17個の目標を「生物圏」「社会圏」「経済圏」の3つに分類し、3層構造で表したモデルのことを指します。
スウェーデンの首都ストックホルムにある、レジリエンス研究所の所長によって考案されたものになります。

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(出典)SDGs media SDGsウェディングケーキモデルってなに?概要や特徴について紹介!:https://sdgs.media/blog/3834/

▼「生物圏」の目標
【目標6】 安全な水とトイレを世界中に
【目標13】気候変動に具体的な対策を
【目標14】海の豊かさを守ろう
【目標15】陸の豊かさも守ろう
生活圏の目標は主に、環境や気候に関するものになります。
地球上で生活するうえで、最低限整えるべき前提条件のようなイメージです。

▼「社会圏」の目標
【目標1】 貧困をなくそう
【目標2】 飢餓をゼロに
【目標3】 すべての人に健康と福祉を
【目標4】 質の高い教育をみんなに
【目標5】 ジェンダー平等を実現しよう
【目標7】 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
【目標11】住み続けられるまちづくりを
【目標16】平和と公正をすべての人に
社会圏は、「教育」「健康」「貧困」「平和」など社会環境に関するものになります。生物圏の環境や気候が整えたうえで、貧困や飢餓がなく、十分な教育を受けられるといった、社会的に豊かに生活することを維持するための目標です。

▼経済圏
【目標8】 働きがいも経済成長も
【目標9】 産業と技術革新の基盤をつくろう
【目標10】人や国の不平等をなくそう
【目標12】つくる責任 つかう責任
経済圏は、経済活動や発展に紐づくものになります。
生活環境を整え、社会的に豊かな生活を維持したうえで、さらに経済発展につなげていくといったようなイメージです。

つまり、生物圏が成立する上に社会圏が成り立ち、社会圏が成立する上に経済圏が成り立つという形になります。
このように見てみると、17個の目標を並べるだけよりそれぞれの役割や関係性がわかりやすくなりませんか?
このモデル構造を知ると、更なる経済発展のためには、まず環境や気候に配慮することが重要、ということがより合理的に理解できるのではないでしょうか!

私は今まで、「環境に関する取り組みが、なぜこんなにも重要視されているのか」についてぼんやりとしか理解できていなかったのですが、このモデルを知ったことで、「自分がこの先、より発展的な生活していくこと」と「環境へ配慮すること」が以前より分かりやすく結びついた印象を受けました...!

ここまでウェディングケーキモデルについて紹介してきましたが、いかがでしたか?こういった構造を理解して、企業のSDGsへの取り組みに着目してみると印象もまた変わると思うので、ぜひ着目してみてください!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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