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ショート動画広告のメリットとは…?

近年、さまざまな企業が短縮動画での発信を積極的に取り入れているけど、何が良くて企業にとってどんなメリットがあるの?と、思って取り入れられていない企業の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

この記事ではそんなショート動画広告のメリット・デメリットについてご紹介します!


ショート動画広告のメリットとは

1.短時間で多くの情報を凝縮して伝えられる

自社のサービスや商品の魅力をテキストなどで伝える場合、相当な文量になってしまい読み手側の負担となってしまい、結果的に読みにくく最後まで読んでもらえないといったケースはよく起こり得ます。

しかしショート動画なら短い時間で多くの情報を詰め込むことができます。
実際に動画の情報伝達力について、「1分間の動画は、180万字に相当する情報を伝えられる」という結果も出ています(アメリカの調査会社Forrester ResearchのJames L. McQuivey博士が発表した研究結果)。
180万字を一般的なWeb記事に置き換えた場合、そのボリュームはなんと3,600ページ相当にも及びます。

短い動画であれば情報をいち早く伝えることができ、ユーザーを飽きさせず最後まで見てもらえる可能性が格段に高まります。

2.記憶に残りやすい

ショート動画を活用することでテキストや画像に比べて、ユーザーの記憶に残りやすいです。

テキストコンテンツの記憶定着率は10%であるのに対し、動画コンテンツの記憶定着率は20%と、テキストの「2倍」であることが報告されています(アメリカ国立訓練研究所が提唱する「ラーニングピラミッド」)。
商品やサービスを効果的に売るためには、ただ魅力を伝えるのではなく、忘れ去られないこともとても大切です。

テキストや画像と比べ、動画はより「視覚」と「聴覚」に効果的に訴えかけることができます。そして音や映像から商品を手に入れた時をイメージして「触覚」、「味覚」、「嗅覚」にも訴えかけることができ、より正確なイメージを伝えることができます。

3.何度も繰り返し見てもらえる

また何度も繰り返し見てもらえるといった点もショート動画のメリットです。
短時間で視聴が完了できるショート動画は、長尺動画と比べ少し興味を持ったらもう一度見てもらえる可能性が高いです。
すぐに動画が終わってしまうのでもう一度最初から見ようというユーザーも少なくありません。

何度も視聴をすることで、より記憶に残るだけでなく、商品やサービスに対する好感度も高まることでしょう。

またそもそも短時間のためスキップ率が低かったり、集中力の保持、シェアがされやすいといった点で再生回数が多くなることも期待できるのもメリットです。

4.配信プラットフォームが多い

ショート動画を配信できるプラットフォームは多様にあるといったメリットもあります。

ショート動画の先駆け的存在である「Tiktok」を筆頭に、「Youtubeショート」や「Instagramリール」、「LINE VOOM」、「Vertical Video(X)」などが代表的なプラットフォームとされています。それぞれ月間アクティブ数もとても多く、今後より一層ショート動画の露出を増やしていく可能性が高いことも魅力です。

ショート動画広告のデメリット

得られるメリットがとても多いため、企業でショート動画広告の取り入れが多いです。しかし一方でいくつかデメリットもあるのも事実です。メリットとデメリットどちらも理解した上で取り組みの検討をしましょう。

1.要点をまとめる力が必要

ショート動画では限られた時間の中で情報を伝えるものです。そのため、動画の制作時に伝えたいことの要点をしっかりとまとめる力が必要となります。

短い中で情報をあまりに詰め込みすぎるとユーザーが動画の内容を掴みにくく、動画の離脱や企業にとって悪い印象を持ってしまう可能性があります。
情報を短尺動画で伝えるときは内容の工夫が常に求められ、わかりやすい内容ほどユーザーの記憶に残る動画になります。

2.動画作成ノウハウが必要

短縮動画広告を取り入れるにあたって、動画の作成ノウハウが必要となってきます。
もし専門業者を雇わずに自社で取り組みを実行するなら、企画から撮影、編集、掲載や広告配信、効果検証まで一連の流れの知識に精通している人材が必要となってきます。

自社にいない場合、専門業者への依頼などもあります。現在では動画広告の制作から運用まで一貫して対応してくれる専門業者もいるため、そういった業者に委託するのも一つの手です。
しかし動画制作の専門業者へ依頼する場合、数秒のものでも3~5万円、それ以上の長さになれば10~30万円、もしくはそれ以上費用が発生するケースも多く、コストがかなりかかってしまいます。
また自社にノウハウを一切蓄積できないというデメリットも踏まえた上、どちらで取り組むか検討が必要となってきます。

ショート動画で失敗しないためのポイント

最後にショート動画で失敗しないためのポイントをいくつかご紹介します。

①目的・ターゲットを明確にする
制作や活用の目的とターゲット層をまず明確にすることが大事です。
認知拡大に向けた動画なのか、商品やサービスの購入を促進するのか、それはどの世代に向けたものなのか。
目的をはっきり決めてからコンテンツの作成を行いましょう。
また伝えたいメッセージを一つに絞ることで、ユーザーに飽きないかつしっかり伝わるものを作成することもポイントの一つです。

②広告出稿するプラットフォームを使い分ける

ショート動画を投稿できるプラットフォームにはそれぞれ違う特徴があります。
なので目的やターゲット層に合わせて適切なプラットフォームを選ぶことが大切です。
例えば若い世代をターゲットとするならTiktokやInstagram、ビジネス層にはYouTube、幅広い世代にはX(旧Twitter)に広告の出稿をするのが一般的でより適切です。目的に合わせて認知拡大を目指すなら他のプラットフォームより幅広い世代で使用され拡散力のあるX(旧Twitter)、YouTubeが有効です。
また、それぞれプラットフォーム毎に最適な動画の長さもあるのでその点も注意しながらクリエイティブの作成も行っていきましょう。

③冒頭にインパクトのあるものを持ってくる
平均の再生時間を伸ばすためには最初の2秒が勝負と言われています。
「この先をもっと見たい」と思わせるような強調点を冒頭に入れ、最後まで動画を視聴してもらうことが訴求点を伝える上で大切になります。
また、ストーリー性のある動画であればよりユーザーを惹き込むことができ、最後まで試聴してもらえる確率が上がります。


まとめ

いかがでしたでしょうか?
ショート動画のメリット・デメリットを紹介しました。
ユーザーへ多くの情報を短時間で届けられるショート動画はさまざまな企業の目的を効果的に実現することができます。

「ショート動画全盛期」と言われている今、各プラットフォームの特徴やデメリットもしっかり理解した上で取り組むかどうか検討していきましょう!

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