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人口減少時代を生きる:介護業界の潜在力に迫る

人口減少時代に突入した日本において、国内市場だけでは十分な売上を確保することができないため、多くの企業が売上の海外比率を高めている状況にあります。販売製造業やサービス業においては、海外展開のビジョンがなければ生き残りは難しいかもしれません。

そんな中、特に地元で就職を考えている皆さんは、自分の人生をどの業界に賭けていくつもりでしょうか?
既に海外展開している、あるいは海外展開の明確な戦略を持っている企業か、競争力の高い商品やサービスを軸に地元でも十分な売上を確保できる企業か、全く新しい商品やサービスを展開するベンチャー企業か。
全ての企業に共通して問われるのは、その対象市場が今後成長していくかどうかという点です。

ここで見直されるのが介護業界です。現在の介護現場においては、待遇面の改善など取り組むべき課題が山積みです。また、現在提供されているサービスも満足できるレベルに達していないことが多いでしょう。価値観が多様化している団塊世代の希望に沿ったサービスを提供できるのか、こうした課題全てがビジネスチャンスになるのです。

介護サービスは決して特別なものではなく、年を重ねれば誰もが必要とするサービスです。自分だけでなく、家族も含めて考えれば、より現実的なサービスとして感じられると思います。ただし、介護を経験したことがないため、多くの方が漠然とした不安を抱えています。医療機関や介護施設に関する情報もほとんど持っていないでしょう。人は、自分が見えないものやよくわからないものに対して、必要以上に不安を感じるものです。

もし、あなたが介護を仕事として選び、3年、5年と経験を積んでいったならば、上記の不安は一気に軽減されます。介護の全体像が見えてくるからです。どこの病院、どこの施設が良いのかという生の情報も大量に得られます。そして、仕事を通じて信頼できる多くの人達との出会いもあることでしょう。自分の家族に介護が必要になっても、慌てることなく冷静に対処できるはずです。

さらに、介護現場での実体験を通じてビジネスチャンスがどこにあるのかを知ることもでき、場合によっては自ら起業することもあるかもしれません。決して遠くはない将来、自分の実生活でも必ず役立つであろう介護の経験と人脈ができ、さらなる高みを目指すのであれば、大きなビジネスチャンスがある介護の現場を体感できます。目先のことよりも少し先を見据えて、介護業界を考えてみてはいかがでしょうか?

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