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【表彰式レポート】第9回 GOOD ACTION AWARD(第1部 表彰編)

こんにちは。GOOD ACTION AWARD note編集部です。
本日は、3月6日に開催した「第9回 GOOD ACTION AWARD表彰式」の模様をお届けいたします!


・はじめに

GOOD ACTION AWARDとは?

世の中でGOODな職場・環境・取り組みが、あなたにとってGOODとは限らない。働く個人が100人いれば、100通りの働き方があり、それぞれの働き方に合ったGOODな取り組みが存在します。

そんな中でも、GOOD ACTIONでは『 働くあなたが主人公となり、想いを持って始めた取り組みが、少しずつ周囲の人を巻き込みイキイキと働ける職場の共創へと繋がっていく…そんな可能性を秘めた取り組み(ACTION)』に光をあて応援するプロジェクトです。

2014年から開催され、今回で9回目を迎える本アワードでは、
これまでに70以上の取り組みを表彰してきました!

・授賞式の模様

コロナ禍でオンライン配信のみだった期間を経て、3年ぶりにリアル開催ができました!
都内会場とオンライン配信の同時実施で、受賞企業の関係者のみなさま、メディアのみなさまにご覧いただきながら、表彰式を開催。
(ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!)

▲表彰式会場のステージ

温かい日差しが差し込み始めたお昼前、受賞企業・団体のみなさまが続々と会場入り。
少し緊張した様子もありましたが、初対面の受賞企業・団体のみなさま同士が「今日はどちらからいらっしゃたんですか?」「あの取り組みすごいですよね」と、表彰式の開始前から和やかな雰囲気でお話している姿が見られました。
今年は、北は北海道から南は福岡まで、さまざまな地域からご参加いただいたこともあり、新たな出会い・交流の場となったのではないでしょうか。

審査員の方々が到着すると、リハーサルを実施。
流れを確認して本番に備えます。

▲リハーサルの様子

13:00ー。
ついに「第9回GOOD ACTION AWARD」表彰式がスタート。
印象的だった場面を、写真とともにご紹介します!

表彰

審査員からトロフィーと賞状を受け取り、緊張していた登壇者のみなさんにも笑顔がこぼれました。そして、それぞれの挑戦や工夫をたたえる拍手が、会場全体に鳴り響きます。

「緊張していますが…」という言葉がありつつも、大きくトロフィーを掲げ、喜びを噛みしめる姿が!受賞した企業・団体の社員の方々も応援にかけつけ、喜びを分かちあっていました。

取り組み紹介ムービー

「こんな取り組みがあったんだ!」と、参加した方々からは驚きと関心の声が多く寄せられました。「自分たちも真似してみたい」と、新たなアイデア発見の場にもなっていたようです。

審査員からのコメント

評価のポイントを解説。審査員それぞれの視点で語られる言葉に、みなさん熱心に耳を傾けていました。

取り組み担当者のコメント

喜びにあふれた力強い言葉。涙ぐみながらこれまでの苦労を振り返る姿。
どれも心にグッとくるものがありました…!

「大変だったけど、この取り組みをやってきてよかった!」と、担当者の方々の熱い想いを感じ、分かち合えるのが、GOOD ACTION AWARDの最大の良さでないでしょうか。

・取り組み紹介

今年のポイント

町工場や自治体といった長い歴史の中で培われた習慣を大きく変革した企業や団体が多く選ばれました
また、「上司選択制度」「週休3回」、「アルバイトとボランティアのあいだ」など、大胆な人事制度の変革事例も多く選ばれました。いずれも、従来の業務や職場の在り方に違和感を持った“個人の熱い想い”が起点となって、大胆な変革につながったものです。

第9回受賞取り組み

【岡山県備前市】
上司に反対されても信念は曲げない。たった 1 人で「20 億円の下水道事業費削減」を実現した市職員の改革ストーリー

【社会福祉法人 幸知会】
大量離職が続く介護施設を一変させた「週休 3 日・1 日 10 時間勤務制」。残業ゼロを実現し、職員が介護職のやりがいを取り戻した

【さくら構造 株式会社】
上司を自分で選べるようにしたら、若手社員が自律した。「上司ガチャ」による退職を阻止するために「上司選択制度」を導入

【株式会社 佐藤製作所】
平均年齢約 60 歳、男性職人のみ、10 年連続赤字で倒産寸前の町工場が新卒採用を決断。「銀ロウ溶接女子」が社内のコミュニケーション活性化を促し復活の起爆剤に 

【株式会社 島田電機製作所】
「今っぽさ」「面白さ」「ゲーム性」を取り入れて社内風土を一新。社員を「本気のファン」に変え、理想の会社づくりに挑む⽼舗モノづくり企業 

【日本郵便 株式会社】
日頃のマニュアルを離れ、真剣に職業体験イベントを企画する「みんなの郵便局」が社員のモチベーションを大きく向上させた

【一般社団法人NIMO ALCAMO】
既存の会社や仕事に、無理やり自分を合わせなくてもいい。働き方への不安を抱える人に「アルバイトとボランティアのあいだ」で新たな可能性を!

【株式会社 乗富鉄工所】
崩壊の危機にあった⽼舗鉄工所が「ノリノリプロジェクト」で復活!3 代目の発信する「ワクワク」が職人魂に火を付け、全国の若者を惹きつける 

気になる取り組みはありましたか?
各取り組みの詳細はGOOD ACTION AWARD公式HPで紹介しているので、ぜひチェックしてみてください!

審査員であるリクナビNEXT編集長・藤井さんが表彰式の中でこのようなお話をしていました。
「世界的に注目されている”人的資本経営”の観点でも、働いている一人ひとりが主人公になって、どのように職場の中でイキイキと新しい未来に対する仕掛けをできるかは、大きな核なのではないか」と。

このnoteを読んでくれたあなたが職場の中で主人公となって、新たなGOOD ACTIONをはじめてみる。そんなきっかけになれば嬉しいです。

次回は、表彰式第2部トークセッション「優しい職場とは自分に合った職場といえるのか?」の様子をお届けします。お楽しみに!