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自責思考で未来を切り開く

営業の現場では、成功や失敗の原因をどこに求めるかによって、成長のスピードや成果が大きく変わります。今日は自責思考と他責思考についてのお話をさせてください。

1. 自分自身でどうしようもないことを願っても仕方ない

まず第一に、自分自身でどうしようもないことに対して悩んだり願ったりするのは無駄なエネルギーの浪費です。天候や経済状況など、外部の要因は我々の力で変えることはできません。変えることができるのは、我々自身の行動と反応だけです。

2. 他者はコントロールできない

他者の行動や考えを完全にコントロールすることは不可能です。他人が何を考え、どう行動するかは、その人自身の自由です。重要なのは、他者の行動に対してどのように反応し、自分の行動をどう調整するかです。

3. 起こったことである事実と、その良し悪しである評価は区別する

起こった事実そのものと、それに対する評価を区別することは重要です。例えば、目標を達成できなかったという事実は変わりませんが、それを「失敗」と捉えるか「学びの機会」と捉えるかで、その後の行動が大きく変わります。

4. どんなにつらい状況でも、自分の意思だけは自由

どんな困難な状況においても、自分の意思だけは自由であることを忘れてはいけません。自分がどのように感じ、どう行動するかは、最終的に自分自身の選択です。他責思考に陥ると、自分の自由を制限してしまうことになります。

5. 自分の視点だけではなく、他者や多様な視点を持つ

一つの視点に固執するのではなく、他者や多様な視点を持つことが重要です。異なる視点から物事を見ることで、新しい発見や解決策が生まれることがあります。また、多様な視点を持つことで、他者への理解が深まり、コミュニケーションが円滑になります。

6. 自分に起きた出来事を他人事のように考えると、感情の振れ幅は小さくなる

自分に起きた出来事を一歩引いて他人事のように考えることで、感情の振れ幅を小さくすることができます。冷静な判断を下すためには、感情に左右されずに客観的に状況を見つめることが大切です。

7. 問題なのは、行為ではなく、行為者の意図や動機

最後に、問題の本質は行為そのものではなく、その背後にある意図や動機にあります。他者の行動を評価する際には、その行為がどのような意図で行われたのかを考慮することが重要です。

まとめ

自責思考と他責思考の違いを理解することは、営業マネージャーとしての成長に不可欠です。自責思考を持つことで、自己成長と結果に対する責任感が生まれ、他責思考に陥らずに前向きに取り組むことができるでしょう。

例えば、チームで行った営業キャンペーンが成功しなかった場合を考えてみましょう。他責思考に陥ると、「市場の状況が悪かった」「競合が強すぎた」といった理由で終わってしまいます。しかし、自責思考を持つと、「提案の内容に工夫が足りなかったのではないか」「もっと効果的なフォローアップができたのではないか」と自分たちの行動を振り返り、改善点を見つけることができます。

このように、自責思考を持つことで、他者や外部環境に頼らず、自分自身の行動を改善し続けることが可能になります。結果として、チーム全体の成長と成功に繋がるのです。営業マネージャーとして、これらの思考法を日々の業務に取り入れ、常に前向きな姿勢で取り組んでいきましょう。

今日もお疲れ様でした。
明日も頑張ります。

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