見出し画像

面接試験ってどれだけ重要??

読者の皆様こんにちは!

令和5年度名古屋大学文学部第3年次編入試験に合格しました、
ねじりすぎたはなじ
(TwitterID:NU_hanaji)です。

この記事では、”人文・社会学系の大学編入試験において面接試験がいかに重要であるか”について考えていきます。

いいねやフォローをして頂けると、これから記事を書くモチベになり嬉しいです!

それではさっそく見ていきましょう。


面接試験の重要度

大学編入試験における面接は、非常に重要な試験科目です。

一般的な受験であれば、成績優秀者(=筆記試験の得点が高い人)から順番に合格します。

しかし、編入試験だと、必ずしもそうとは限らないように感じます。
つまり、筆記試験で優秀な成績を修めたとしても、口述試験で教授や大学との相性(大学として力を入れている分野か?その分野に造詣が深い教授がいるかどうか?等)が悪ければ、それだけで不合格になる可能性もあるのが編入試験です。

実際、私の知人が、受験したある国立大学で、英語の点数と小論文の点数は合格者平均点を圧倒的に上回っているにも関わらず、面接試験の点数があまりにも低く、不合格になったケースがありました。(以下の画像 ↓ )

とある国立大学文学部の3年次編入試験の開示結果

この大学は、毎年25名ほどの一次試験合格者を出すらしいです。そしてこの方はその25名の合格者の中で、筆記試験の成績が10番目、とものすごく良い。にもかかわらず第2次選抜の口述試験においては、点数が25人中20番目となっており、結果として不合格となっています。


ポイント【1】

口述試験のポイントとしては、編入後に研究したいテーマについて、どの程度知識や自分なりの考えを持っているのか。つまり、入学後に卒論を書き上げるだけの問題意識や素養があるのかを大学側が見てくることです。

私は、名古屋大学文学部編入の第2次選抜である口述試験を受験する前に、当時の在籍大学の、経済系ゼミの教授に編入試験の面接について質問をしたことがあります。

 私「○○先生が、編入試験の面接官である場合、編入受験生に対してどう いったことを見ますか??」
 ○○先生「私であれば、現時点でどれだけ勉強が進んでいるかを見たい。現在籍校で学んできたこと(自分の興味のある専門分野の勉強)を主に聞きたい」

上記のように編入前のゼミの先生にご回答頂きました。
やはり、教授側からしても、3年生から専門分野の研究をするのについていけるような生徒を欲しがるんだなと感じました。

卒論を指導するのは教授たちであるため、編入後に、志望大学で既にある程度しっかり学んでいる在校生に混じって、研究をする能力や素質がない、と判断されたらアウトです。
したがってこの場合は、その受験生が編入したら指導を担当することになると思われる専門分野の教授の判断が、ものを言います。

国立大学文学部は、試験科目として英語・小論文ということが多く、一見、突破や対策が楽そうですが、やはり専門についても自分が学びたいことを中心に少しは勉強しておく必要があると感じます。面接の中で、専門分野の内容について聞かれるパターンもあります。


ポイント【2】

そして次に、なぜ、その大学を志望するのか、つまりは志望動機について説得力のある説明ができるかどうかがポイントになります。
「なぜこの大学に編入したいのか」という質問に対して、面接官である教授たちが納得できる回答ができるかどうかが、合否の分かれ道になります。

大学側は、偏差値が高いから、就職で有利だから、少しでも上位校に行きたいから…という理由で受験する人を排除しようとします。

編入試験は、専門課程の学習意欲と研究への問題意識を持つ学生を3年次から受け入れようということで、広く行われるようになったため、国立大学や上位校では、この趣旨に基づいて、面接で厳しく志望動機を見ます

そうは言っても、多くの受験生の本心は学歴の向上です。面接対策の難しい部分だと思います。


終わり

今回の記事はここまでです。

短い記事ではありましたが、人文・社会学系の編入試験において面接試験がいかに大事か、自分の考えを書かせて頂きました。

もし今回の記事で、気になる点やより詳しく知りたいことがございましたら、私のTwitter(NU_hanaji)までDMして質問してくださると嬉しいです!ほんの些細なことでも構いません!


読者の皆様、最後までご覧頂きありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?