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日本語との向き合い方②

【第3章 日本語の良さ】
皆さんは日本語のどんな部分に良さを感じているか。
「言語は文化の象徴」という言葉を聞いたことがある。果たしてこの言葉は何を表しているのだろうか。

日本には「四季」というものがある。一年を通して暑い国などはあるがこんなにも季節の変化が激しい国は少ないのではないか。日本という季節の移り変わりが激しい地域に住んでいるからこそ、四季を表す季語が豊富にある。
雪が多く降る地域では雪についての語彙が多く、雨が多く降る地域では雨に関する語句が豊富なのではないかと予想できるみたいだ。(どの言語にどのような語彙が多いのかについては詳しくないのでここでは予想とします。)
この予想が当たっているとすれば、日本は春・夏・秋・冬すべての季節の語彙がバランスよく豊富にあるということになる。

この豊かな語彙を活かしたのが、詩や俳句なのだろう。詩や俳句の季語だけでも膨大な量があるが、日本人の感性を表す表現方法など多もくある。そのため、今では日本の四季を海外の人でも楽しめるツールとなっているのだろう。季節に関する語彙がバランスよくあるということが、日本人は感性が豊かだと言われることと何らかの関係があるのかもしれない。「日本人は感性が豊か」ということが本当なのかは今後学んでいきたい。

季節の語彙について日本語は長けている部分ではあると思うが、外国語に目を向けると日本語にはない語彙や概念が多く潜んでいるのかもしれない。文化が変われば、物事を表す語彙も変わるだろう。日本にはない海外の文化を表す特有の語彙があれば新しい語彙に出会うことを意味しているのだろうか。このことが「言語は文化の象徴」などと言われる理由なのだろう。

【第4章 日本語の変化】
新聞や書籍が刊行されるようになってからは、様々な知識を素早く多くの人に届けることが可能になった。情報を受け取る機会が多くなったのと同時に文字を読む場面が多くなった。この時点で現代ほどではないが既に、ある程度情報が不特定多数の人に渡っていく時代になっていたのではないかと考えられる。

海外から多くの言葉が日本に伝えられて、外来語というものが誕生した。現代では日常的に使用しているカタカナ語と英語の意味が異なることや意味が混ざってしまうことがあるのではないか。
日本語では、ことわざの解釈が当初の意味と現代で一般の人が使う意味とでは大きな違いが生じている言葉も多くあると聞く。逆に変わらない日本語の例として、言霊や不吉を連想させる数字を避けたりすることは今でも受け継がれているのではないかと感じる。
(名前の漢字に意味を込めることを受け継がれていることに入れるべきなのか考えたが、キラキラネームが近年多くなっています。キラキラネームも大切に親は意味を込めて名付けていると思います。しかし、私は受け継がれているというよりかは新しい文化として捉えているためここではカテゴリーから外させてもらいまいした。)




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