見出し画像

40代で国際結婚&北欧移住してから目覚めた夫婦の料理

私の腕前

結婚するまで、ほとんど料理をしてこなかった私。。。
東京で暮らしていた部屋が、ワンルームだったので、何となくベッドルームで料理をしている感じになってしまうのと、キッチンがとっても小さかったので、茹でる、チンする、トースターで焼く、くらいの簡単なものしか作りませんでした。

もちろん食べることは大好きで、美味しい料理やお酒を嗜むことに幸せを感じながら生きていたので、料理への目覚めはちょっとしたことがきっかけで、花開く準備はできていたのだと思います。少しだけ遅すぎた気配もするけれど、、、!

結婚を機にイタリアへ移住し、イタリア人から教えてもらったレシピは突然私の料理のベースとなり、生トマトを使ったパスタやアーリオオーリオ(ガーリックパスタ)をササっと作れるようになりました。もうすでに料理上手?!

このアーリオオーリオには、パルメザンチーズではなく、イタリアのパン粉をフライパンで炒ったものをふりかけるのが、イタリア人の食べ方だと友人マダムに教わりました。
「チーズだとヘビーなのよ~」と一言。
なるほど~とうなずきながら食べてみたけれど、私はチーズの方が好きだなと思いながら、この裏技は日本の友人や家族に披露しようとたくらんでいます。

その後、デンマークへ引っ越しをしてから住みだした部屋には、電化製品が全て備え付け!突然オーブン料理に目覚めて料理の幅がグッと広がり、私の腕前が大きく前進しました。
グリル野菜&チキンやラザニア、今はパン作りが楽しくてほぼ毎日のように焼くようになり、旦那さんは7kg太ったと嘆いています(*'▽')。

東京で暮らしていた時には無かった【有り余る時間】が私の料理熱に拍車をかけ、もともと料理上手だった夫のレシピも真似しながら、今では私の料理としてふるまっています。



旦那さんの秘密のレシピ

イタリア人は、やっぱり皆パスタの茹で加減にこだわったり、特に男性は意外と食に関してあまり冒険をしない人が多かったので、昔からあるレシピやメニューを好む方が多いのかなと思いました。
旦那さんの年上(ご高齢)の友人たちは、私がいつ彼らにお寿司を作ってもてなそうとするか、そしてそれを彼らが恐れていたのを、私は気付いていました(笑)。
さりげなく、生ものは気を付けないといけないですからね~とお寿司は作らないアピールをしてあげていたくらいです。
そんな歳の離れた友人たちは皆グルメ!美味しいイタリアンやカフェ&レストランなどは彼らからたくさん教えてもらいました。

イタリアにいた頃に旦那さんが、トマトベースとバジルの2つのパスタソースをミックスして、簡単家パスタを作ってくれたことがありました。
このことは、イタリア人の誰にも絶対言ってはいけないよ!!」とくぎを刺され、もし誰かに話したりすると、
マンマミーア!!ケコザ スタイ ファッチェンド!!
(なんてこった!!あなた何をしているの!!)と驚かれるはずだから!と笑っていたけれど、異なるパスタソースを混ぜ合わせることは、イタリアではやってはいけないコトらしいです、、、ほんとかな?!
食べてみると結構美味しいので、時々2人だけで秘密のレシピを味わっています、、、(笑)。

突然ハマりだしたピザ作り

私以上に、もともとよく料理をしていた旦那さんは、デンマークへ引っ越しをしてからピザ作りに夢中になってしまい、毎週末の恒例行事となりました!
イタリア人女性達からは、ピザとパスタはカロリーが高いから気を付けてねと散々言われていたけれど、こちらへ来てからの方がピザをよく食べるようになった私たちです。

最初は生地作りにハマり、今はもちろんピザソースも手作りで、いつかチーズも作ったり、小さな農場で小麦も作りたい!と彼の夢が無限大に膨らんでいます(*'▽')。
それはそれで面白そうかもしれない、、、♪と妄想が膨らみ、今では壮大な夢を語ることを楽しんでいます。
そんな我が家の小さなバルコニーでは、ハーブ類などもたくさん育てているので、特にバジル、コリアンダー、食用パンジーなどを食しているけれど、夢が叶うまでは、鉢植えでコンパクトに楽しみたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?