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コロナ禍の中で、ドクハラ(ドクターハラスメント)を感じた日

私は、とある田舎でイチ介護福祉士として働いている。世間はコロナウイルス第7波で苦しむ人が沢山いるなか、職場もオミクロン株BA5とやらでクラスター発生。まあ~感染拡大が早く、職員もみるみる減っていき現場は過去にない人手不足。そんな中、私も感染してしまった。日々、コロナ感染者の対応をしていたが、正直、職場のどこで感染したのかが分からない。何故か、、、あんなに気をつけて居たのに、、、改めて自分の仕事の危険さに恐怖を感じた。目に見えない敵の中に立ち向かっていくのだから!

私は脳梗塞のある母と2人暮らしである。私が症状を発症した3日前に食べ物を共有してしまっていた。コロナウイルスは人に感染して身体の中でイタズラを始めるまでに3~5日かかるというではないか。つまり、無症状の期間があるということだ。我が家は案の定、3日後に母も発症した!私は息子として、感染リスクがある職場で働く中、意識が薄かったと思う。どうぞ、みな叩いてくれ。自業自得だった。自宅に帰っても気を緩めずに生活するべきだった、、、本当に生きずらい世の中になったと感じた、、、、気を緩める場所が家にもないということなのか、、、

ここで本題へ入る
私の母はコロナ陽性4日後の昼にトイレで下痢をした後に生汗多量、水の流しかたが分からないという、一過性の全健忘症状があった。その後に果物の梨に何本も爪楊枝を刺して意識が朦朧としている場面に遭遇する。後から聞いた話では、母の認知としては爪楊枝が刺さっていなかったという。実際、沢山の爪楊枝が刺さっていた。※トイレの話も後から聞いた話である
話しかけても呂律が回ってなく、これはヤバいと思い、寝かせて救急車要請。救急隊員が来るまではバイタル測定や声かけで間を繋ぐ。救急隊員、到着後、10分後に無事に搬送先を確保。病院で検査した結果、異常がないから迎えに来てくださいとの事。病院のスタッフより「ドクターより病状説明は受けますか?」と何回か聞かれた。私は勿論「聞きます、ドクター説明希望します」と答えると、何となく面倒だな~というか忙しいのに~という雰囲気を声色で感じとった。私もコロナ陽性であり、倦怠感の症状が残るなか迎えに行き、車の中から窓を少し開けて距離を保ってドクターから説明を受ける。

ドクター「頭部CTとレントゲンをして異常ありません、帰っていいです」と、あしらわれる。説明不足ではないかと思い、不安しか覚えず、強い孤独感を感じた。これはドクハラだ!私はついついドクターに対して「冷たいですね」と発してしまった。ドクターの返事は「検査して異常ありません」コロナでなんやらと言われ、忙しい事を伝えたかったんだろう、母は血液の薬を毎日飲んでるのに「意味不明な行動をしたから救急車を呼んだんですか?」と言われた。勘弁してくれよみたいな態度を感じとった。また何かあったら、救急車を呼びにくい、呼んだとしても、あのドクターには診てもらいたくないと感じた。ここで初めてドクハラという言葉を知ることになる。

↓↓↓ここで私が伝えたい事↓↓↓
医療福祉現場は忙しいのは私も同じなので分かります!しかし、医療従事者である自分でいる時は患者に愛を与えことを頑張るべきだ!感情までもが公私混同してはいけない!自分で選んだ職業なのだから!理不尽に怒る人は例外だが、、、「医療従事者も心がある」とか、SNSで、いいね!数や共感コメントを求めている機関等がチラホラみられるが、そうでもしないといけない世の中に寂しさや不安、最悪は病院に対して恐怖感を覚える人も少なくないだろう。どうかどうが忙しいのは分かるが、患者やその家族は不安で不安で仕方ない。助けを求めているのだから、心に余裕を持つことを意識して優しい言葉かけをお願いします。医療従事者たちの知らず知らずのうちの冷たい態度が、患者やその家族に伝わっています。優しい共感した言葉1つで患者やその家族は安心するのだから!医療従事者よりも、患者やその家族のほうが弱っていることは否定できないのだから、、、

追記、
保健所の皆さまへ、忙しいのにも関わらず、親身になって心配したり優しい言葉かけで対応して頂いて毎回ありがとうございます。

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