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外向けの物語と自分だけの物語、そして決意表明【24卒就活おわりました!!】

就職活動を始めて1年以上経ちました。
そして、先日、無事に終わりました。

自分でも分かってます。長過ぎです。
でもたくさんの価値観がないまぜになっていた1年前と比べれば、だいぶすっきりした気持ちかもしれない。

これまで自分の「未来」とか「キャリア」を考える時、私自身は「ストーリー」を意識していました。
過去にどんなことがあって、だから今これに取り組んでいて、入社後はこうなりたい、未来はこうなっていたい、みたいな。
ストーリーを描くことで、他人にも自分を分かってもらいやすかったし、

なにより、自分の進みたい方向性に自信を持つことができていたんです。

でも就活をしていて、このストーリーには弊害があることに気づけた。

常に他者からの視点を取り入れすぎると、ストーリーが自分のものでなくなってしまうこと
に自分が気づきづらいこと。
人に伝えていると、「外向けの物語」>「自分だけの物語」になってしまって、自分の本心が自分でも分からなくなっていった。

たくさんブラッシュアップされた「外向けの物語」は実際に面接の場面で話す分には全然問題ない。
けれど、それを続けているとあたかも自分の本音のようになっていった。

ある意味「外向けの物語」だって元々は自分の本音で作り始めていたから本音の一つではあるんだけど、
就活の経験を通して変わっていく自分の本当のフクザツな声を、スタイリッシュな「外向けの物語」に取り入れることが難しくなっていった。

定期的に「他者からどう見られているか」という視点を捨てて、自分だけの物語にとことん向き合っていくべきだなと思った。

私にとって「外向けの物語」は、自分が感じた様々な課題感を、身の丈をぐんと伸ばして俯瞰し、解決していこうとする物語だった。
学部時代、いや大学選びをしていた高校時代からの考えを積み上げてきた。
自分が幼い頃から持っていた「上昇志向」がふんだんに散りばめられているストーリー。

このストーリーを話すと、だいぶ話として仕上がっているため、大概「熱い話だよね、頑張り屋さんだね、絶対かなえてほしい、私なら採用する」とか言ってもらえる。

でも、2023年下半期に泣きながら自分の考えを再構築していったら、実は俯瞰よりも「リアル」を知りたい気持ちの方が強かった。
そして上昇志向はあれども、多くの人にインパクトを与えることよりも実は自分の身の回りをしっかり幸せにしたいという気持ちが大きいことにも気づけた。

だから自治体に入って、その自治体をしっかり幸せにしたい。
そして、仕事と並行して自分の身の回りの家族や友達との厚い関係を大切にしたい。
もとより自分は何か一つに熱中するよりも多趣味な人だったから、仕事以外にもたくさんの活動を楽しみたい。

今はそんな気持ち。


最後に私の大学院入学後からの遍歴を書き出してみることで、振り返り(総論)としたいと思います。
こんな人もいたんだネ(笑)と誰かのモチベーションの糧になれば救いかも。


2022年4月~12月
都心に通えたため、月数回ある国家公務員の業務説明会に通う。入省している知り合いや友人と会い、ひたすらOBOG訪問的なことをする。
2023年1月~4月
業務説明会に通いつつ、独学でペーパーテストの準備を始める。
そもそも大学院の友人が少ない上に公務員試験を受ける同志がおらず、孤独に押しつぶされそうになる。
2023年5月~6月
ペーパーテスト&面接を乗り越え合格するも、官庁訪問で敢えなく撤退。
選考方法も結果も納得がいかず、再挑戦する気も失せる。
元々落ちたら大学院に残って研究するつもりだったが、たくさんの学生と出会って働きたくなる。
2023年7月~8月
軸を見失った上に、リベンジ就活か、休学か、留年か、考えるだけで涙が出てくる期。
2023年8月~11月
24卒就活と25卒就活を並行する。
2023年12月
24卒で就活終了


ひゃーつかれたー
修論提出したら、たくさん旅行やら何やらするんだ!!!!たのしみだ!!!


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