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決定的瞬間 記憶に残る瞬間

ここ2週間はテレビでオリンピックをやっていれば、
起きてさえいればほぼ見ていた。
開会式からリアルタイム視聴で楽しんだ。
夜中に競技のあるものは、仮眠をとってまで
観た。

一視聴者としては、努力しているつもりでも
いいシーンを必ず観れるというわけではない。
柔道とスケートボード、体操の団体の競技時間が
もろ被りした日なんかは、チャンネルを切り替えたが
ためにメダル確定のプレイシーンを見逃した。
かろうじて体操の団体だけは、競技の終了が遅かったので
観れたが。

昨夜もたまたま遅くまで起きていて
「せっかくだしリレーでも観よう」と思って
3時まで起きた。
メダルこそ獲得はならなかったが、それでも
選手が頑張っているのを見届けられてよかった。
その後即就寝。

私が寝た後にブレイキンで日本人の金メダリストが
誕生したという。
間が悪い、あと2時間起きていたら、リアルタイムで見られた
というのに。悔しかった。

ハイライトシーンのまとめは日中でも観ることはできるが、
やはりメダル獲得のシーンはリアルタイムでできれば観たい。

でも、メダル獲得が確定しないハラハラした時間をリアルタイムで
世界中の人たちと共有するもの悪くない。
翌朝に結果を見てしまうと競技のハイライトも観なくなってしまうが、
リアルタイムだと選手の頑張っているのをじっくり観ることができるので
「入賞だったけど、頑張ってたよね」「あそこすごかったよね」と
記録ではない、記憶に残る。

競技中に失敗しても、そのあとやり直してきれいにまとめたり、
審判にきちんと礼ができたり、他の選手をほめたたえたり。
そういうシーンは見ていて心打たれることもあるし、
「スポーツとは」「人間とは」と考えさせられることもある。

金メダルを取った選手の姿は観たい。
でも、必ずしもメダルや結果がすべてではないと思う。






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