キャリアコンサルタント試験受験⑤ 養成講座編・その3
▶前々回 養成講座編・その1はこちら
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◇養成講座もそろそろ終盤
講座の受講は、「キャリアコンサルタントの受験資格を得るため」が目的ではあります。
しかし
・幅広い試験範囲を体系的に学べる
・直近の試験周辺情報を聞くことができる
・受講生同士のネットワークが築ける
など、受験のために欠かせないことがたくさん得られています。
一般的に、養成講座受講者の合格率が高いと言われるのは、おそらくこのような面から、なのではと思います。
◇理論家・研究家について理解する
様々なカウンセリングに関する理論家、研究家のことを、一度にたくさん学びました。
ほとんどが米国など国外の方です。
ただただ、学ぶだけでは全然頭に入ってこない。
私の場合は、
・理論家や研究家について、自分なりに感じたカテゴリごとに整理して考える
カウンセリングの理論を説いた人
キャリアについての考え方を展開した人自分を理解するためのツールを開発した人
などなど…
・お気に入りの理論については、著書を読み、学びを深めたりしてファンになる
(ただし、現在は試験受験が優先なので、ほどほどに、ですが…)
など、捉え方を工夫して、様々な側面から理解していこうと思います。
◇学びを通していいなこれ!と思ったことを大事にしたい①
▶その①…モヤモヤや不安の原因
人は「ありたい姿のイメージ」をそれぞれが持ち、それに近づきたいと感じる。
そして、イメージと現実にギャップがあるからこそモヤモヤと悩みになる。カウンセリングの言葉では、それを「不一致」と表現しています。
(これがカウンセリングでよく使われる、お悩みのもととなる「モヤモヤ」の正体か…!)
そして「ありたい姿のイメージ」も、自分自身で思い描いたものもあれば、自分の思い込みによるもの、外的要因によってついたものなど、さまざま。
そしてそのことに自分で気づいていない場合もある。
確かに。
数年前の私は、とてもモヤモヤしていた。そして現在はそんな気持ちはすっかりなくなっている。
なぜだろう…?
自分の周辺に起きている事象はあの頃と変わっていないけれど、自分自身の捉え方で変わってくるのだということを、学びを通して実感しています。
◇学びを通していいなこれ!と思ったことを大事にしたい②
▶その②…自分自身の感じたことは大切にする
カウンセリングで、相談者と面談する際に用いられる「自己一致」という表現があります。
(ロジャースの唱えた「来談者中心療法」の箇所で学びます)
自分の感情を抑えるのではなく、自分自身の感じたことはオープンにすること、透明性を持つこと、という意味です。
相談者の気持ちを理解し、共感して、理解を深めることは必要です。
ただし、(カウンセラーである)自分自身として感じた思いや考え方については正直でいること、そして嘘偽りない、自分の気持ちや言葉で対応していくことが大切であると感じます。
そしてこれは、カウンセリングに限ったことではなく、他の仕事でもコミュニケーションにおいて大切だと感じます。
私の現在の本業である法人営業の面でも、大いに共感できることだと思いました。
✤ ✤ ✤
自分自身で選択し、家族の協力も得ながら確保している「学びの時間」。
感謝しながら、楽しく大切に過ごしていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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