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4月になると思い出すこと



■育休復帰後のこと

育休を取得し、職場に復帰してからもう10年以上が経過しました。

それでも、子どもが保育園に入園してまもない頃、落ち着かない気持ちで過ごしたあの時のことを、鮮明に思い出します。

日中。保育園から連絡は来ないだろうか、と気になって、スマホを握りしめながら仕事する。

お迎え後。しばらくノンビリする時間は取れないから、最寄り駅に着いたら必ず駅のトイレで用を済ませる(ありがとう…お世話になりました…!)。

保育園まで自転車で急ぎ、子を後ろに乗せて帰宅するまでの道は登り坂。(私の自転車は電動では無かった)

そんな毎日、何だかふわふわした気持ちで過ごしていたように思います。

■雨に困った

天候の変わりやすい、ゲリラ豪雨がとても多かった年がありました。

空の色がいつもと違うけど、一度自宅に車を取りに行く時間が惜しくて、自転車でのお迎えを強行。

そんな時に限って、保育園を出発してまもなく、ポツ、ポツ…と大粒の雨が降り始める。
自宅まで、あと少し、もう少し……!

結局、自宅に到着する頃には、かなりの大雨の状態に。家に入り、子どもと一緒にお風呂へ直行です。

逆のこともありました。

車で保育園に到着したら、まるで洗車機の中にいるみたいな大雨。乗降時には車の座席まで大雨が入り込み、もうずぶ濡れです。

それなのに自宅に近づくと、みるみる豪雨が去って、何事も無かったように晴れ間が出てくる。

天気の予測と、幼い子どもの誘導。
同時にこなすのは、かなり難易度が高いですよね。

■他にもいろいろ

お迎え後、保育園から帰宅途中。
出発してまもなくすると、自転車の後部座席で子どもが「トイレに行きたい」。そして「もう間に合わない」。
(なんで申告した途端に、もう緊急…??)
慌てて近所のパン屋さんに駆け込み、トイレをお借りすることに。

古い車を使っていたころ、保育園にお迎えに行った時、カギを車内に入れてドアをしめてしまい、ドアロック状態になったこともありました。

すぐに夫にSOSを出して、合鍵を持ってきてもらうまで、子どもたちのお部屋で過ごさせてもらうことに。

周りの子から「なんで早く帰らないのぉ?」とかつっこまれながら、あー、こんな時間があったら家のことをあれこれしたいのにーとモヤモヤ。

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子どもとの慌ただしい日々は体力が削られるけれど、やっぱり楽しくて、そして過ぎてしまうとちょっぴり淋しい。

たくさん通ったあの道には、思い出がたくさんつまっていて、今でも愛おしいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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