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白魔法&黒魔法

炎熱や氷雪、水、風などは、現象に対する系統であって、発現原理とは無関係。よって炎熱魔法においても、術者自身の力を使うもの、精霊の力を借りるもの、神の力を借りるものと、様々なものがあります。
よって白魔法や黒魔法だけが神の力を借りるものではありません。ですが、神の御業には地水火風4大系統に分類不能なものも多く存在するため、これらは白魔法・黒魔法に分類されます。白でも黒でも神様の力で、その発言要件は信仰と代償であることに変わりないのですが、人間が嫌悪感を感じるものが黒魔法と分類されている・・・その程度の差だと思っていただければよいともいます。
なので、本来回復魔法などは白魔法ですが、生贄を用いて仲間を蘇生させるようなものは黒魔法に分類されていきます。また、大地の生命力を少し分けてもらうものは大地の魔法とされています。この分類で行けば、リムルさんが使ったのは黒魔法、悟空が使っているのは地の魔法になりますかね。

白と黒がはっきりしない??

神様と悪魔の差は、かつて人間に敵対した勢力の神々が悪魔とされているという程度の差であり、そもそもその本質に大きな差はありません。天使と使い魔の差も同様です。
いずれも強大な力を持つ存在ですので、発現する効果にも似たようなものが存在します。なので白か黒かは発見者が区別しただけであり、白魔法の中には、これは白魔法なのか?と疑いたくなるようなものも存在しますw

代表的な白魔法

白魔法の代表はやはり回復でしょう。その効果はかすり傷を直す程度から、死にかけた人を生き返らせるもの、そもそも死んでしまった人を生き返らせる魔法等、命そのものを操作する強大な魔法です。ただし、不死の魔法は黒魔法に分類されます。不死の魔法は命を長らえさせるのではなく、死の訪れを永遠に遠ざけるもので、死をつかさどる黒魔法の領域に分類されているからです。
そのほか、儀式魔法はほぼ白魔法に分類されるもので、幸運度を上げる、願い事を叶えるといった、大それたものも多き存在します。

代表的な黒魔法

黒魔法の代表は、神経系を操るものがすでに登場していますが、やはり即死の魔法ではないでしょうか。いきなり死ぬって・・・
また、死んだ人間をアンデッドにして操るというのも黒魔法です。あるいは、自身がアンデッドになるというものもあります。不死の魔法は伝説級なので、黒魔法を扱う多くの術者は、死から逃れるために自身をアンデッドにします。多くは、比較的生活しやすいリッチを選ぶようです。

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