スーツケースに心をこめて⑨
今日で、旅行6日目である。明日の昼頃、家に帰ることになっている。
ゆっくり出来たし、仕事も出来たし、よかったのではないかと思う。
人は1週間を自分の為だけに過ごすと苦痛になってくる。と分かったので
これからも1週間を超えないようにちょこちょこ旅行したい。
ホテルには十分満足した。
書き物が出来るデスクとチェアもあったし、ほかの不足もなかった。間接照明しかないのでお化けがこわい私は、その殆どを点けたまま寝た。
ただひとつ、ホテルは食べ物の持ち込みが出来ないので、もう一軒ぐらいレストランかカフェがあると助かるのになと思う。
過疎化している地域なので、外に食べにいくのもタクシーかぁ、と思ったら
ペットボトルのお茶を節約している私にはちょっとツラかった。
近所の水族館、、、も食べ物が高かった。
どうやって上手く商売するか考えているんだろうなあ。(;^^)
しばらくこちらには来れないので、いい思い出になった。
ビュッフェを楽しんでいるときに、知らない老婦人から話しかけられ、「昨日もあなたの事見ていたけれど、食べ方が良くないわ。炭水化物を減らすことよ」と言われたのも、全然カチンと来ずに聴けた。
「まごわやさしい」を「豆、ごま、にく」と言っていたのが可愛かった。
ともかく、炭水化物を減らすのであれば、自分がごっそり買って自宅に送ったお土産の殆どは、あまり食べられないな~。(=_=)
でも、それだと夫が喜ぶな~(*´▽`*)
つづく
(このお話は、フィクションです)
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