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食事管理と苦手の克服

バレーボール ネーションズリーグが現在開催されて日々のニュースや
試合の中継放送などで日本代表のプレーを目にすることが非常に多くなりましたね。
ハイキューの人気と重なり、いま最も日本を熱くしているスポーツは
バレーと言っても過言ではないと思います。

私自身も学生の頃から日本代表の試合は中継があれば毎回チェックして
いました。
当時は中々勝てない時期が続き、特に男子はオリンピックなど出場
できない国際大会があったりなど苦戦を強いられていました。

先日金スマでもバレーを取り上げていて、石川祐希選手の登場から
バレー界に変化が出始めたと特集していました。

石川祐希選手といえば、長きに渡り海外でプレーしていて
毎年レベルアップしている選手です。

そんな石川選手を見て最近思ったことが、なんだかカラダが大きくなったなと感じました。

調べてみたところ本人も増量を意識して取り組んでいるようです。

目に見えて変化が感じられるので、これは参考にしようと思い
今回は石川選手の食事について調べたものをまとめます。

石川選手はイタリアでプレーするにあたり、自身のカラダの細さと
パワー不足を痛感したとのことでした。
故障にも悩まされていました。
本格的に体重増加をはじめたところ、故障は減り、軽かった時よりも
むしろ動きは良くなったと発言しています。

毎日の食事はパターン化されているとのことで、
野菜をスープにして多くの種類を食べ、プロテインやバナナなど
補食でエネルギーとタンパク質を摂る意識をしています。

体重増を支える食のルーティーンとして、
主食は白米、パスタともに食べる。
白米は一食500g、パスタは茹でる前の状態で300g食べるのが
マイルール。
お酒は基本的に飲まないようにしている。

食事のメニュー
•朝食
 ごはん、目玉焼き、フルーツとヨーグルト、サラダチキン

•昼食
 パスタ、肉、魚のメイン料理。(所属するチームのレストラン)

•夕食
 ごはん、野菜が多く入ったスープ、肉か魚を焼いたもの

•夜食(試合で帰宅が遅くなった時)
 少量のパスタと主菜、フルーツ、ヨーグルト

味付けも塩コショウでシンプルなものばかり。
おいしいと思って食べるわけではなく、必要な栄養素を摂り
何よりもバランスを大切にしているようです。

石川選手本人も、
「ただカラダが大きくなっただけじゃなく、食事から徹することで
余分な脂肪が増えずに、スムーズに、最短で求めるカラダ、大きさに
成長できているのを実感します。
ストレスになるのはおいしいものが食べられないことじゃなく、栄養が
しっかり摂れないことなので、極端な話、毎日同じメニューでも
きついと感じることはないです。」

食事管理を無理なく徹底して日々、継続している結果が今に繋がっているということですね。

石川選手はトマトが嫌いだったらしく避けていましたが、栄養士から
リコピンやビタミンCが摂れるから食べた方がいいよと言われ続けた
結果、そこまで言われるなら食べたほうがいいよなと思い、最初は
スープに入れて食べて、だんだん慣れてきたところでトマトが
入ったサラダを食べてみたら意外といけるじゃんと思うようになり、
それからは積極的にトマトを食べるようになったというエピソードも
あります。

これに対して石川選手は、
「苦手って、基本的にマイナスじゃないですか。好き嫌いがなくなれば
あとは必要なものを摂って、プラスにするだけだし、たとえばそれを
プレーに置き換えたら、苦手なプレーをなくせばそれも強みになって
そこからはいいことを極めるしかない。
いいところを伸ばすのも1つの考え方ですけど、苦手なものを
なくしていくことも、強くなるために必要なんじゃないか」
と話しています。

苦手をどんどん克服していくことで更に高みを目指していく
ステップを日頃から実行しています。

質の高い練習にプラスで質の高い食事管理を組み合わせることで
石川選手が海外で戦えている理由がわかります。

このあともネーションズリーグは続きますし、オリンピックも
間近に迫ってきました。
バレー日本代表と石川選手からまだまだ目が離せません。


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