見出し画像

Private Writing ー思考の整理術ー

今季はPublic speechスキルに関する授業を取っており、そこで伝授された思考整理法が面白かったので、備忘として残します。

Private Writing

① テーマを決めて、それについて4‐5分間一気に思いつくことをただ書き下す

  • タイプでもいいが紙の方がベター。

  • 書くスピードは通常の倍。とにかく早く書く。深く考える間を与えないのがポイント。

  • 手を止めてはいけない。何も思いつかない時は、ひたすら点や線を書き続ける。

②次に、①で書き起こしたことについて、別角度からの質問に対する答えを書き下す。

  • 例えば

    • I love…

    • I have a fear of …

    • The simplest thing I could do to make a difference would be…

    • The single best way to make XX better is ….

    • If I could change one condition in XX, it would be… など。

  • この際も①と同じテクニックで素早くひたすら手を動かす。

③Redirectとして、複数回出てくる単語やアイディアに〇をつけてカテゴリー化する。

どんなコンセプトがMatterになっているのか、これで明確化される。

④ ②同様、別角度からの質問に対する答えを再び素早く書き下す。

  • What was I thinking here?

  • What am I missing here?

  • Why?

  • How?

  • What am I doing right?

  • What can I do about it?

⑤これを繰り返す。


1ステップ4分程度なのであまり時間もかからず、その割に自分の考えや本当に気になっているポイントがクリアになるので、今後の仕事でもつかえるテクニックだと感じました。
ただ書き下すだけでもスッキリしますが、③のRedirectが一番大事で、これにより考えのクセや傾向、自分が重きを置くもの・どうでもいいものがはっきりし、またグルーピングによりコンセプトを簡素化することで、問題のRoot Causeの把握にも役立つように思います。

これは自然に湧き出てくる思考を整理するのが目的なので、英語ではなく母語でやる方が効果的です。私は最初英語で書いたのですが、英語だとどうしても「これで意味が通じるかな」と雑念に囚われてしまったので、母語の日本語の方が自然に色々と書けました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?