桂 わかこ

とあるメーカーの広報職として働く会社員。アート鑑賞を趣味にしています。noteは周囲に…

桂 わかこ

とあるメーカーの広報職として働く会社員。アート鑑賞を趣味にしています。noteは周囲に言いづらい私見を垂れ流す場として活用中。

最近の記事

今年は9/18・19開催 「月を掬う 徳川園 観月会」に行ってきた!

旧暦8月15日は、いわゆる中秋の名月。日本では1年を通して最も月が美しい時期であるとされ、月見を楽しむ文化は平安時代から続いています。 そんな中秋の名月頃、愛知・名古屋市にある徳川園では毎年、「月を掬う 徳川園観月会」が開催されています。 徳川園とは 徳川園は、池泉回遊式の日本庭園です。この土地と徳川との縁は古く、尾張藩二代藩主光友が、元禄8年に隠居所である大曽根屋敷に移り住んだことを起源としています。光友の没後、この地は尾張藩家老職の成瀬、石河、渡邊三家に譲られましたが

    • 全力を尽くすオリンピアンは、皆美しい

      パリオリンピックが始まりましたね。 嬉しい勝利も、惜しい瞬間も、まさかの敗戦も、 毎晩ついつい気になって夜更かししてしまいます。 どんな競技を観ても驚いてしまうのが、オリンピアンの皆さんのパフォーマンス。 人間って、こんなに凄いことが出来るんだ と発見の毎日です。 例えば、柔道。 勝敗が決するのはまさしく一瞬。スローモーションの映像の中には、 足の掛け合い、払い合い、背中を守ろうと体を捩ったり、そうはさせまいと力で押し通したり。コンマ1秒の攻防が詰まっています。 体

      • 27歳になりました

        27歳になりました。根が子どもなので、日付けが変わる瞬間にジャンプして、空中で誕生日を迎えました。年越しか(笑) 楽しい1年にしたい!という気持ちと、年齢に比例して成長できてない焦りとが半々です。 アラサーを迎えた今、仕事・結婚・子育てなど、自分も友人達もそれぞれの道に分岐し始めた気がします。 歩む人生が皆同じでないからこそ思うのは、自分の人生に責任を持ってくれる人はいないこと。自分の機嫌は自分でとるべきということ。 時間が、スキルが、体力が、と言い訳をせずに、自己の

        • 嵐山を独り占めできる場所 福田美術館へ行ってきた

          京都 嵐山の福田美術館へ向かう。 京都を代表する観光スポット、嵐山。嵯峨嵐山駅から美術館への約10分の道のりは、魅力的なお店と観光客の笑顔で溢れている。 ついつい足をとめ、抹茶のソフトクリームをパクり。雑貨屋にふらり。 そんな寄り道も美術鑑賞の醍醐味かもしれないな。 桂川沿いの大通りを一本中へ入ると、福田美術館はもう目の前。美術館の周辺には、観光地とは思えないほど静かな時間が流れている。 館内に入ると、展示会の巨大パネルがお出迎え。ここの前で記念撮影を行う方もちらほら

        今年は9/18・19開催 「月を掬う 徳川園 観月会」に行ってきた!

          今日は夏至

          夏至は、ご存じの通り1年で最も日が出ている時間が長い日のことです。日本では「夏に至る」という言葉の通り、本格的な夏の始まりを意味し、気温が上がってくる時期。 北極圏では白夜になり、24時間太陽が沈むことがないそうです。反対に南半球は冬至に該当し日が出ている時間がもっとも短くなります。 というわけで、今日は夏至。全国的に梅雨入りもしないうちから来てしまいましたね。 夏至は毎日心がざわざわする時期。遅い時間まで日がでているのを素直に喜びたいのですが、この先日を追うごとに日が短

          年をとるとは鈍くなること

          27歳の誕生日が来月に近づいてきました。胸を張って若者を名乗ることができなくなった今日この頃。 年を重ねるということは、五感が鈍くなるということだなと思い始めました。 一般的に加齢&五感で連想されるのは、モスキート音が聞き取れなくなったり、老眼が始まったりだと思いますが そんな変化を、例えば味覚で感じています。 子どもの頃の苦手な食べ物は、生姜にミョウガ、ネギでした。 いわゆる香味野菜の独特な風味や辛味が受け付けず、ラーメンに載ってるわずかなネギも避けていました。

          年をとるとは鈍くなること

          ペンネームを戻したい気持ちもある

          思うところがあってアカウント名を本名に変更しました。 下の名前を平仮名にしているので、正確には「ほぼ本名」です。知り合いがみれば私だとわかるレベルではありそうです。 自身の発信活動に統一性を持たせたいと思ってそうしたのですが、早くも弊害を感じ始めています。 それは、毒を吐けないこと。 プライドが高くて人に厳しくて自分に甘いタイプの私には、人に言えないような毒がどんどん溜まっていきます。 こういうことする奴は嫌い。こういう上司は苦手。などなど。 ほんとは枕草子のよう

          ペンネームを戻したい気持ちもある

          言葉は発せられた瞬間、正体不明になる

          高校生の頃付き合っていた男の子との思い出で、1つ強烈に覚えてるものがある。 その時、私達は付き合って初めての(結果的には、最初で最後の)クリスマスを迎えようとしていた。ある日の下校途中、彼が「あのさ」と一言。 「クリスマスプレゼント、何を用意すればいいか分からなくて・・・何がいいかな?」 バイトは禁止の高校だったから、お互いのプレゼントは小遣いから捻出して用意することになる。そんな中でも気遣ってくれるのが嬉しくて・・・ 「かわいいマフラーがほしい」とリクエストした。

          言葉は発せられた瞬間、正体不明になる

          スタバのココアは至上

          これは、ひたすらにスターバックスのココアへの歪んだ愛を語るnoteです。 ココアは生命維持に必須 これは自明の理ですが… 冬のココアは嗜好品ではありません。生命維持に必要な飲料です。心と体を効率的に温めてくれます。異論は認めません。 このココア、スチームミルク、モカシロップ、ホイップクリーム(ホットのみ)で創られているそうです。 お家では再現できまい。濃厚でしっかり甘いココアです。 これがTallサイズ475円で手に入る幸せ… 年中ホットが飲みたい アイスも美味

          スタバのココアは至上

          イライラは「得意」を見つけるチャンスだと思う

          年に数回、大学時代の友人たちに会います。カフェで近況報告をして過ごすことが多いです。 学生時代の自分に戻れる大切な時間です。 あある時、「最近イライラすること」といった話題になりました。みんなが、仕事や家族のエピソードを話してくれる中、ある友人が一言。 「ind○edのCMかな」 「・・・?就職サイトの?」 「そう。一生仕事に困らなそうな大物芸能人におすすめされても、あまり共感できないんだよねぇ」 そんな風に考えたこともなかった。驚きました。 私の場合は文章にイ

          イライラは「得意」を見つけるチャンスだと思う

          ペーパードライバーを脱却した話

          今回は社会人1年目の時にペーパードライバー講習を受けた話です。 脱ペーパードライバーを目指すあなたへ。 めっちゃ気が重いですよね。わかります。えぇ。 今さら車乗れるのかなぁ。事故起こさないかなぁ。 心配ですよね。 かく言う私も、自動車学校の見極めに落ちること計7回。自動車学校を卒業した時には「こんなもん2度と乗るか!」と思いましたが… 仕事の都合でどうしても乗るはめになってしまいました。 ブランクは約2年でした。 手っ取り早くペーパードライバー講習をうけることに

          ペーパードライバーを脱却した話

          HSPを自覚してからの変化

          こんにちは。 自分がHSPだと自覚してから、変わったことがいくつかあります。 正確には、HSPさが増した感じです。 風邪をひいていると自覚すると、一気に辛さを自覚することありませんか?あれに似てます。 1.涙もろくなった 悲しくても嬉しくても感動しても、素直に涙が出るようになりました。 ドラマで泣き、ドキュメンタリー番組で泣き、悲しいニュースで泣き、心温まるニュースで泣き、美しいものを見て泣き… 生きてるだけで涙活が捗って仕方がないです(笑) ただ、涙する回数は

          HSPを自覚してからの変化

          「好き」の気持ちを大事にしようって話

          ジェンダー平等を目指す昨今からは逆行した話で恐縮ですが、私は女性が創ったものに魅力を感じることが多いです。 例えば漫画。小学生の頃は少年サンデーを購読していたのですが、「結界師(田辺イエロウ)」と「銀の匙(荒川弘)」は特にお気に入りでした。 両方とも作者が女性だと知ったときは驚きました。 次に絵画。美人画が好きなのですが、お気に入りの画家は上村松園と伊藤小坡です。 図らずも両者ともに女性です。 色の鮮やかさ、描写の細やかさはもちろん、必要以上の色気を感じさせない、清ら

          「好き」の気持ちを大事にしようって話

          「なぜ勉強しなければならないのか」への私見

          学生時代、個別指導塾で講師のアルバイトをしていました。 生徒さんとの雑談中にたまに聞かれる質問「何で勉強しなきゃいけないの?将来役立つの?」 教育に携わる方なら一度は質問されたことあるのではないでしょうか。 回答は人それぞれのはず。いい学校に入るため?将来の夢のため? 私は「考える力をつけるため」だと思います。 「考える力」は生きるのに必要な能力だと思います。「どんな大学のどんな学部に入るか」といった大きな決断から、「どの携帯プランを契約するか」「今日は何を食べるの

          「なぜ勉強しなければならないのか」への私見

          他者の目的に踊らされたくないねって話

          書店に行くと、大学入試の過去問題集、いわゆる赤本が平積みで販売されてたりしますよね。特に東京大学とか京都大学とか、有名大学の在庫は多く確保されている気がします。 私は東海地方在住なので、名古屋大学の赤本はどの書店でも必ずと言っていいほど見かけます。 こんな難関大学を目指せる人はほんの一握りなのに、何故こんなにたくさん発注したんだろう。地元大学の赤本を多く置いた方がよっぽど需要がありそうなのに。 見る度に不思議です。 就活生時代、リク○ビが主催する合同説明会に参加しました

          他者の目的に踊らされたくないねって話

          平成中村座 十月大歌舞伎に行ってきた話

          平成中村座の十月大歌舞伎にお邪魔してきました。今年は浅草の浅草寺で開催。10月と11月の2ヶ月にわたって上演されます。 浅草寺へは京浜東北線とつくばエクスプレスを使って向かいました。秋葉原駅の大きさにびっくり!半分迷子になって向かいました。途中、心配して声かけてくださった方がいてちょっと恥ずかしかった(*´~`*) 平成中村座の芝居小屋は浅草寺の本堂裏に建っていました。組立式とは思えない立派な造り!歌舞伎座と同じ、緑色のチケット発券機が設置されていました。 いよいよ小屋

          平成中村座 十月大歌舞伎に行ってきた話