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平成中村座 十月大歌舞伎に行ってきた話

平成中村座の十月大歌舞伎にお邪魔してきました。今年は浅草の浅草寺で開催。10月と11月の2ヶ月にわたって上演されます。

東京駅で(((*≧艸≦)ププッとなった広告

浅草寺へは京浜東北線とつくばエクスプレスを使って向かいました。秋葉原駅の大きさにびっくり!半分迷子になって向かいました。途中、心配して声かけてくださった方がいてちょっと恥ずかしかった(*´~`*)

会場前からたくさんのお客さんが並んでいました

平成中村座の芝居小屋は浅草寺の本堂裏に建っていました。組立式とは思えない立派な造り!歌舞伎座と同じ、緑色のチケット発券機が設置されていました。

五軒長屋では筋書きやグッズ、軽食などが
販売されていました

いよいよ小屋の中へ!中は土足禁止なので、お茶子やさんからビニール袋を受け取って靴をしまいます。靴や靴下はそこも加味して選んだ方がいいかも。

ワクワクさせる雰囲気!
皆さんカメラ片手にはしゃいでいました

第一部は1階の竹席から観劇しました。前から17列目だったのに想像以上に近く感じます。。。!

第一部で坂田公平を演じた亀蔵さんの演技が心に残っています。歌舞伎役者が役者を演じる面白さ。公平を演じているときと、芝居が突如中断されて「中の人」に戻るときに醸し出す空気の違いに驚きました。ある意味一人二役。


第二部は2階席!
残念ながら壁で花道が見えず( ´゚д゚)

第二部は宮藤官九郎さん脚本の新作歌舞伎、唐茄子屋!MVPは間違いなく長三郎君です!飄々としているイメージがありましたが、場面場面での細かい表現力に脱帽しました。
お兄ちゃんの勘太郎君は、もうずいぶん背も大きくて…子役と呼ばれるのもあと数年なのかな?なんて寂しくなりました(笑)今のうちに観劇できてラッキーだったかも知れません。


終演後の浅草寺!

チケットの発券機があったりイヤホンガイドも用意されてたりと、サービスは歌舞伎座と遜色なく、出演役者さんも豪華でした。
それでいてお茶子やさんの誘導だったり小屋内の掲示だったりには中村屋ならではの温かみがあり、演出には「多少型を破ったとしてもお客さんを目一杯楽しませる!」という意思を感じました。

歌舞伎座などではできないであろう、平成中村座ならではの、いい意味でアットホームな公演でした!

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