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結婚の様々な形。「友情結婚」って知っていますか?


「友情結婚」とは

「恋愛結婚と対をなす結婚」としての、ネーミングだと思います。
恋愛から始まる結婚ではなく、友情から始まる結婚。
婚姻を結ぶお二人の間には「友情」があり、恋愛感情や性的行為をしたいという感情はありません。
どんな方がこの「友情結婚」を望むのか、調べてみました。
まず、始めに思ったのは、LGBTQの方々。
LGBTQの方々は、いろいろなパターンがあります。
このそれぞれの方々の頭文字をとって、一つの言葉として認識することも、おこがましいと感じるほどです。
これについては、また別の機会に書きたいなと思います。
本日のお題「友情結婚」を望む人々は、一生を共にするパートナーが欲しい、という気持ちは婚活をされている方々と同じですが、そのお相手への恋愛感情が必要ない、または感じられなくてよいとする方々のようです。

今、何故「友情結婚」がクローズアップされ始めているのか?

LGBTQという言葉が、社会でも認識されてきて知ってはいるけど、自分の周りにはいないし・・・という方も多いかと思います。
調査機関・調査方法によってデータにバラつきがありますが、現在では日本の全人口の約3%〜10%の方が、性的マイノリティであると言われています。
10人弱に1人は、ということは、悩んでる方がすぐそばにいても驚きはない、ということですね。
また、異性に恋愛感情は持つけれども、性的行為に興味がない、嫌悪感がある、という人もいます。
そんな方々も、「一生を共にするパートナーが欲しい」「両親を安心させたい」などという理由から、結婚を望んでいるのです。

様々な考え方を持つ人間の、集合体である社会。
どんな人も、幸せになりたいという願いは同じです。
そして人は、一人では生きられない生物。
私は個人的には、友情でなりたつ婚姻も素敵だと思います。

幸せな未来への可能性

恋愛に興味がない、学生の頃、ある友人から聞いたことがあります。
そのころはまだ、そのような感覚を持っている人がいると思ってもみなかったので、忙しいのかな、恋愛よりもっと興味のあることが、「今は」あるんだなと思ったのを覚えています。
もしかしたら彼女は、「友情結婚」を望む一人だったのかもしれません。

何故結婚するのか、何故その人と一緒にいたいのか、どうしたら自分は幸せなのか、楽しく生活できるのか。
これは、婚活中の人に限らず、すでに結婚している人、遠い将来かもしれないけれど、結婚する可能性がある人も考えるべきことですね。

日本ではまだまだ、LGBTQも「友情結婚」も理解しにくいと感じる方が多いと聞きます。
でも、10人弱に1人がセクシャルマイノリティーであるという現実、「友情結婚」という言葉が存在しているということから、恋愛、結婚の場面においても、もっと自由に話しても良いと思います。
当事者も周囲にいる私たち自身も、理解し受け入れることが大切です。
「友情結婚」がもたらす幸せな未来、すぐそこまで来ているのかもしれません!

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