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第8回 【大人の勉強】生き甲斐(希望)ある人生を生きる!

第一弾 ”新しい扉”

第8回 第一章 基本的な考え方を学ぼう④ 
10. 習慣化するまでが勝負 
11. とても大切な”今、この瞬間” 
12. 知識に制限を設けるようにしよう 
 
 10. 習慣化するまでが勝負 
 習慣というのは、知らず知らずのうちに身につきそれが私たちの性格になっていきます。それが良い習慣であれば大歓迎なのですが、残念ながら悪い習慣の方が多いのが現実です。
 皆さんも悪い習慣を何とかしたいと思っていることがいくつかあるでしょう。現実問題として、私たちは良い習慣を身につけようと思うことよりも、今の悪い習慣を何とかしたいと考えていることが多いと思います。その一例を見てみましょう。
 
1)お腹いっぱい食べる習慣 → 腹八分目だけ食べる習慣
2)いつもギリギリまで寝ている習慣 → 朝運動をするために早起きをする
  習慣
3)欲しいものをすぐに買う習慣 → 必要なものは買うけど欲しいものは簡
  単に買わない習慣
4)喫煙・飲酒を毎日する習慣 → 健康のため、貯蓄のために禁煙・禁酒を
  する習慣
5)相手の話を否定して話す習慣 → 相手の意見を尊重しよく聞いて話す習
  慣
 
 など、私たちは、健康、貯蓄、人間関係など、生きるうえで大切なことでも、良くないとわかっているけど止められない習慣をいくつも持っています。それは、なぜなのか?欲望が満たされて気持ち良く、楽で頑張る必要がないからです。
 
 人間とは、欲望のかたまりでもありますので、気をつけていないと健康を害することでも楽な方を選ぶようになっています。しかし、何かを成し遂げようと思えば、悪い習慣を良い習慣へと変えていく必要があるのです。
 それは、成功のために必要な習慣だけではなく、生活面、健康面、金銭面などのあらゆる分野に及びます。
 
 普通の人は、悪い習慣をなくすことに苦労していますが、成功者は、成功のために必要な良い習慣を身につけることに全力を注いでいます。「人間が習慣を作り、次に習慣が人間を作る」ということを覚えておきましょう。
 
 継続力を身につけたいと思うのであれば、良い習慣を身につけるようにすることです。最初は、習慣化するのは大変なことですが、習慣化できればそれは苦労でも何でもなく当たり前のことになるのです。
 
 私は、本書を書こうと思い立って最初に習慣化できたのが、朝早く起きて散歩することでした。習慣づくまで数カ月かかりましたが、今では朝歩くのが楽しくなってきました。
 
 最初は、目覚まし時計が鳴っても「眠いから明日からにしよう」という日が何日も続きましたが、習慣づいてからは、「眠いから今日は止めようかな」と、今でも毎回頭をよぎりますが、体が自分の意思に反して動き出してくれます。

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