クラフト・コーラ

ひょんなことからライターを目指すことになった40代。 俺のセカンドキャリアが始まった。…

クラフト・コーラ

ひょんなことからライターを目指すことになった40代。 俺のセカンドキャリアが始まった。 修行の記録である。

最近の記事

自分のルーツ

自分がどのように物事をとらえるか、そのベースは学生時代に作られるものではないか。    俺は文学部出身だ。興味はどうしても哲学や思想に関心があり、そうした観点から掘り下げたくなる。

    • モレスキン

      思い付いたことを記録できるように、手帳の携帯を始めたいなあと思った。 本屋で偶然プロッターに出会った。なめし革のあのなんとも言えない感覚に響く手触りが病み付きになり、高価だが買ってしまった。 プロッターは用途別に分けた方がいいという話を聞いたことがある。会議用、取材用、記録用、保存用など。やってみたが、ずぼらな俺には合わない。手帳をいくつも持つなんて面倒くさいことは無理だった。 それに加えて、プロッターのバインダー形式があわない。穴の箇所から、ノートがボロボロ外れてしまう。

      • 書き出し切る

        まだ所感が弱い、という指摘を受けた。 以前の職場では、レポートをするとき箇条書きにして要点のみ簡潔に書いたのだが、この部署では通らない。 「取材して得た情報はためずに、書き出せ。そして頭に中に残さず出し切れ」と。 感情をこめて、少し強い言葉で書いた。この感覚はあれに似ている。 そう、酔いが回りすぎたとき、指で下の奥を強く押して、腹から中のものを搾り出すような感じだ。出し切るとすっきりする。 俺の取材メモは上司をクリアした。そして社内で回覧が開始された。 仕事を終えて、

        • 言いたいことは何だ

          知っている情報をすべて書くのではない。 言いたいことを整理整頓して、意図をもって読み手に示すのだ。 簡潔に短く言い切るのが全て良いわけではない。長いのが悪ではない。相手が分かるように説明せよ。

          論理構成が弱い

          上司から、俺の文章の論理構成が弱いという指摘を受けた。言い方は違うが、前の職場の上司からも言われた。二人に言われたから、本当にそうなのだろう。考え直した。 色々調べた。 『三行で撃つ』という本にヒントらしき言葉があった。 自然科学分野の本を読むといいかもしれない。 今まで理科系の文章はあまり読んでこなかった。文章が固くて、読むと疲れるからだ。 しかし、骨のある文章はそもそも読むと疲れるのではないだろうか。分かりやすさ、一読してわかる、ということが職場では善しとされた。俺は

          秋晴れの日

          猛暑が終わり、一番好きな季節がやって来た。今日は秋晴れの涼しい日だ。 3ヶ月前まで仕事に終われ、季節の変わり目に気づく余裕もなかった。 3ヶ月前に役職がなくなり別の組織に異動になった。給料も大分減った。少し早いセカンドキャリアに入った。 頭を下げ、若者に教えを請う日々。 誰も俺に気遣いをする人はいない。今までは、みんな俺が座っていた椅子に頭を下げていたんだったと気づく。 これで良かった。 自由度のあるこの環境。 夕食に千円のラーメンを惜しみ、シリアルに牛乳をかけて食

          雨の日

          雨が降っている。涼しくて昨日はよく眠れた。久しぶりの雨だ。なぜ最近の雨は、時々今日のようにしとしと降ってくれないのだろうか。降らないときは砂漠気候のようにいつまでも降らない。降るときは滝のように降り、地域を破壊する。極端だ。 もともと雨の日が嫌いだった。傘を指したりするなど行動が制限されるからだ。 しかし今は雨が降ってくれて良かったと思っている。一月も35度を越えるような晴れ日が続くと、さすがに体が悲鳴をあげる。 冷たいシャワーのような雨に火照った体が癒された。ほっと一息つ

          10分だけかい・・・

          俺の勤務先から車で2時間以上かかる場所にある企業にアポイントを申し込んだ。 30分、時間をいただきたい旨伝えると、無理無理、10分だけね、と。 わざわざ2時間半もかけて出かけて、たった10分かよ・・・と。 鋭い質問を1つ考えていこう。

          10分だけかい・・・

          記者のための辞書

          こんな辞書があったとは初めて知った・・・ 上司から記者が引くための辞書があるという話を聞いた。 仕事帰りに図書館に行って検索してみると、確かにあった。 共同通信と読売新聞のものがあった。共同通信は13版、読売は6版で、共同のほうが売れているのだろうか。 手に取ってみると、読売のほうが俺にはとっつきやすい。共同のほうがよそよそしい感じがする。 少しずつライターの道を歩んでいく俺。今日も頑張った。

          はじめに

          ほかの人より一足早いセカンドキャリアを踏み出した。 人事異動があり、40代半ばを過ぎた俺がまさかライターになるとは・・・ noteは、だれかに発信するでもなく自分の記録のため継続したい。