モレスキン

思い付いたことを記録できるように、手帳の携帯を始めたいなあと思った。
本屋で偶然プロッターに出会った。なめし革のあのなんとも言えない感覚に響く手触りが病み付きになり、高価だが買ってしまった。
プロッターは用途別に分けた方がいいという話を聞いたことがある。会議用、取材用、記録用、保存用など。やってみたが、ずぼらな俺には合わない。手帳をいくつも持つなんて面倒くさいことは無理だった。
それに加えて、プロッターのバインダー形式があわない。穴の箇所から、ノートがボロボロ外れてしまう。

実家の段ボールの中に、10年前に買ってそのまま日の目を見なかったモレスキンの手帳を見つけた。試しに使ってみたらしっくりきた。軽いし、中身がはずれない、書きやすい。最近はこれを愛用している。罫線がなく自由な発想ができるプレーンなものである。