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【絵本】色に性別は関係ないよ『ピンクは男の子の色』

これまでも色に関する絵本を紹介してきました!

今回紹介する絵本はアメリカの絵本で
『ピンクは男の子の色』です


著:ロブ パールマン
訳:ロバート キャンべル
絵:イダ カバン
出版社:KADOKAWA

簡単な絵本の紹介と
私的オススメポイントを3つお話します!


*絵本の内容*

世の中にあるたくさんの色…

ピンクも青色も黄色も緑色も
「どんな色でも、男の子も女の子も好き」

1色ずつ色を取り上げて
それぞれの色を楽しんでいる
男の子と女の子が描かれています


*オススメポイントとその理由*


◉文字が多くなくてシンプル

見開きの1ページに細やかな絵が描かれています
その中に、“この色は男の子も女の子も好き”
という言葉が使われていて、とってもシンプルです

シンプルだから
「この絵の子どもたちは何をしているかな?」

などと子ども達とコミュニケーションをとったり
子ども自身の気づきを聞いたり
することができると思います!!


◉男女の違いについて気づく時期に読める

4、5歳前後〜の子ども達は
“男女の違い”というものに気づき始めます

だから、「男の子は…、女の子は…」
という話をよくするようになります

これは子どもの発達の中では正常なこととされています

その話の中の1つとして
「この色は男の子、この色は女の子」という話題が出るのは
わりと自然なことなのかなと思ってます。

(私が過去、幼稚園や保育園で
 働いていた時もよくありました)

そんな時期に読めるちょうどいい絵本です!


◉“どんな人がどの色を好きになってもいい”と感じられる


子ども達の中で
「ピンクは女の子の色」となりがちです

私も実際に、
男の子がピンク使って絵を描いている時に
近くにいた女の子が「えー、女の子みたい」
と言っている場面に遭遇したことがあります

その時に「男の子でも女の子でも、
自分が好きな色を使っていいんだよ」
と声をかけましたが

実際にこの絵本を見ることで
“どんな人がどの色を好きになってもいい”と
子ども達が感じてもらいやすくなると思います


以上が私のオススメするポイントとその理由でした


みなさんの参考になれば嬉しいです!


他の色絵本が気になる方はこちら↓



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みんなの色と日常について書いてる記事を
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