【詩】孤独の…
陸に打ち上げられた魚のように
息のできる場所を求める
陸に憧れる人魚のように
誰かの優しさに期待する
孤独とは
息苦しいものでしょうか?
どうか上手に息ができますように
誰かの優しさは
私の冷たさを知らしめるものでしょうか?
その事実を怖れませんように
息苦しくても空を見上げたら
星は輝いて見えるでしょうか?
溢れる涙のわけを
知ることはできるでしょうか?
陸に上がって足が生えたら
たとえその足が痛んでも
進むことができるでしょうか?
息ができなくても叫び
足が血に塗れても歩く
それが幸せというものでしょうか
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