読書で「自分」を見える化する
最近読み終わった1冊がこちら。
原田 ひ香さんといえば『三千円の使いかた』や『ランチ酒』が有名ですね。ミーハーなところから攻めて、こちらの本にたどり着いたのですが、なかなか奥深いものがありました。
最近になり、読書は「自分」を見える化する効用があるとひしひしと感じています。『定食屋 雑』の感想をもとにその理由を探りながら、ひも解いていきます。
この本を読み始めた時、私はこんなことを感じていた。
4つ折りにしたその薄い紙を渡したときの気持ちは、幾何であっただろうか。いろいろなことを想像した。
「いろいろ間違えちゃったんだって」という言葉で締めくくられた2人の結婚生活。でもこの一言は、作者の優しさであり、主人公の優しさでもあるのだと思う。
こうして1冊の本を通して、自分を見える化すると、読み始めでもやもやしていた、理解できていなかったことが見えてくる。
つまり、心のどこかで感じていた「何か」を言語化して、自分の中に吸収することができる。
読書を通して見えてくる「私」をまとめると、
言語化していく中で、心理や感情を深く理解できる
そんな人なのである。そしてそんな自分が読書を通して、成長していく過程を楽しみたいとも思っている。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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