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火災保険と地震保険の補償内容を解説

補償内容や具体例などを見て頂き、既に加入されている方は保険の補償範囲はどの程度なのか、これから加入される方は保有している建物にどのような補償の保険が必要か確認してみてください。

火災保険の補償内容って?

1.火災 、落雷、破裂・爆発 
2.風災、雹(ひょう)災、雪災
3.水濡れ
4. 盗難、物体の落下・飛来・衝突等、労働争議に伴う破壊行為等
5. 水災
6.破損、汚損等(保険会社によっては、不測かつ突発的な事故と記載)

3.4は一緒になってることがあったり、組み合わせが違ったりと、保険会社によって区分は異なりますが、上記にある内容が共通する基本補償内容です。

保険の対象は、「建物のみ」「家財のみ」「建物+家財」の3つに分かれていますので、保険証書をご確認してください。

具体的には以下のような被害で補償を受けられます。

・失火や貰い火、放火、落雷が原因による火災、ガス漏れなどによる破裂事故、爆発の損害
・台風や豪雪などで発生した損害
・建物外部からの飛来物による損害
・騒擾や集団行為によって建物の破壊行為が行われた際
・台風や集中豪雨などが原因による洪水などで発生した損害
・排水管の破裂や他の住宅で発生した水漏れ事故、消化のための放水で発生した損害
・建物の破損(窓ガラスやドアなど)、家財の盗難、その他破損などの損害
・何らかの原因で偶発的に発生した事故による損害
 など

地震保険の補償内容って?

1. 地震や噴火、津波による火災
2. 地震や噴火、津波による損壊
3. 地震や噴火、津波による埋没、流出などによる損害

保険の対象は、「建物のみ」「家財のみ」「建物+家財」の3つに分かれていますので、保険証書をご確認してください。

地震保険では下記で紹介する損害の程度に応じて、地震保険金額の〇%という形で保険金が支払われます。

具体的には以下のような被害で補償を受けられます。

地震による揺れで建物が倒壊した場合
・地震による揺れで外壁や基礎にクラックが生じた場合
・地震による揺れで食器に割れた場合
・地震による揺れでストーブが倒れ、火災になった場合
・地震による揺れで家具・家電などが倒れて破損した場合
・地震や火山の噴火で津波が起こって建物が流出した場合
・地震による揺れで液状化現象が起こり、建物が傾いた場合
・地震や噴火による土砂崩れで建物が流出や埋没した場合
・噴火による溶岩流や噴石、火山灰、爆風によって倒壊・埋没した場合
・噴火による火砕流で建物が燃えた場合
 など

火災保険で補償対象ではないもの

1. 地震や噴火、津波による火災や損壊、埋没、流出などによる損害
2. 自動車、船舶
3. ※現金、切手、有価証券、プリペイドカードなど金銭的価値のあるもの
4. 帳簿や証書などの知的財産
5. データやプログラムなどの無形財産
6. 動物や植物などの生物(家財に含まれない)
7. 建物の外に持ち出されたもの
 など

※現金の補償は「盗難補償」の契約が必要です。
基本的に、現金・切手・印紙は上限が20万円までの補償となります。

地震保険で補償対象ではないもの

1. 地震等の際に、保険の対象の紛失または盗難によって生じた損害
2. 門・塀・垣のみに生じた損害
3. 地震等が発生した日の翌日から10日経過した後に生じた損害
4. 損害の程度が一部損に至らない損害
 など

火災保険契約範囲の被害状況の事例

雨、風、雪などの自然災害で被害を受け、大切な家や建物が、どのような状態になると火災保険の申請の対象になるのか?一部事例をご覧ください。

被害状況の事例

被害写真を見て、「気づかないうちに・・・」「自宅も・・・」と思った方も多いのではないのでしょうか?

一般の方では見つけずらい被害箇所も、弊社の調査のプロであれば、建築知識・正しい保険の知識・調査装備があります。
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保険金が下りた事例

CASE1
CASE2

火災保険についての質疑応答や、ご不明点及びご相談希望は下記 LINE にて無料相談窓口を開設しましたので、お気軽にご連絡ください。


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