結婚、出産願望あり女性が思うこと


SNSを見ていると、いろんなコメントがある。
中でも、30過ぎて未婚の人は高望みしすぎ、自分の中身、スペックを見直せ、優良と呼ばれる人は若いうちに売れる、こういったコメントが私の脳裏にやきついている。
どこか若い頃からそう思っていた節が自分にあり、ブーメランのように自分を苦しめているんだと考察する。

産休クッキーをテーマにした動画を見た。コメントを覗くと、他人の幸せを喜べない人は自分が休め、自省に入るならわかるが矛先が他人に向くのはおかしい、否定的な感情を批判する人が多かった。
私は否定的な感情を持った。わざわざ産休を強調したクッキーにする必要があるだろうか。
産休をとることが悪いとは全く思わない。わざわざ強調する必要があるかが疑問に思う。体調不良で休む人が体調不良の理由を言う必要がないことと同義ではないのか。
それに未婚出産願望のあるわたしからすると、なんかもやもやする。羨ましいに近いのかもしれない。欲しいものがコントロール下にないもどかしさを持つことすら悪とされるのは何か悲しい。
人それぞれのタイミング、とはいえ欲しいものが手に入らない残念さ、もやもやは誰しも持ってるはずでそれが刺激されることがあれば、否定的にもなる。過剰な配慮はいらないが、不必要な強調もあるんじゃないか。職場は仕事をする場なので、プライベートな出産にまで祝福を強要しなくてもいい気がする。

それに産休に入った場合、企業はあくまで休職扱いなので、頭数から減らせないと聞いたことがある。組織が大きければ柔軟に補充に対応できないこおも実際多いのではないか。理想論は制度を変えることだけど、明日の産休に間に合わないのも事実。それをお互い様精神で乗り越えたい願望はあるけど、心がのらない時だってある。それを認めてくれたらいいのに。

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