殻に閉じこもりたくなる瞬間

初めまして。
31歳バツイチ独身女です。会社員として日々業務に追われながら、周りの既婚、子持ちの隣の芝生の青さにやられて凹みながらも、なんとか生きています。

この前久しぶりに胸が締め付けられ、殻に閉じこもりたくなったので書き留めたいと思います。
TVでやっていた、とある有名な新婚女性の方のお話。
『どんなプロポーズをしてもらったの?』
その問いに対しての答えは、3回プロポーズしてもらった、とのことだった。回数を重ねた理由は『納得したシチュエーションではなかったから。』
ソファに座ってた私は目に水が溜まってきた。文字に起こすと大袈裟だか、私の感情はひどく揺さぶられていた。プロポーズのやり直しを相手に要求できる無邪気さ、素直さに対する羨ましさ、私はなぜ無邪気に同じことが出来ないのか、自分がそうなれなかった原因は何なのか、自問自答した。私がもしバツもつかず、理想通りの結婚をしていたらこんな気持ちにならなかったのではないか。コンマ何秒のなかで、息を吐くようにここまでの分析ができてしまうほど私は拗らせている。自分の感じるままに動ける強さを持てたらいいのに。疑心暗鬼を繰り返し老けこんだ私は、まっさらなその新婚女性の話に、眩しさすら感じる。

ただ最近私はお守りフレーズに出会った。
『他人の人生が好転しても、それは私の人生に関係のないことである』
いくら隣の芝生が青く見えてもそれが私の人生に影響をあたえるわけではない。直接関わらない事実を認識することで、一喜一憂する必要がないことをやっと認識できるようになった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?