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グラレコ独学してみたまとめ。

夫と、アドベントカレンダーやってます。

今年は(後半になってからだけど)グラレコに興味を持ちまして、いろいろ読んだり、自分でも描いてみたりしました。

今日はグラレコを独学してみたの気づきをまとめます。

グラレコって?

グラフィックレコーディングとは何か?

いきなりガッツリ説明を書くのをサボりましたが、

紙とペンで人々の対話や議論をグラフィックで可視化する「グラフィックレコーディング」という手法

と書かれています。

グラレコという名前も、それを専門で追求したりやられているデザイナー(やファシリテーター、事業家)の方がいることも知りませんでした。

ただ、私はよく会議中に(アナログで)メモを取るんですが、もともと文字よりも、図形だったりキーワードだったり、それを装飾して自分で印象に残るようにしたりしていました。

はたから見ると、会議中にラクガキしてるようにも見えていたと思います。

(ああ、アレを全員の見えるように行って、議論の材料にすることがグラレコなのか!)

とここで初めて気づきました。

多様な意見を瞬時に関係図やイラストに置き換えたり、キーワードを抜き出したり、装飾をつけて優先度を示したりすることが「グラフィックレコーディング」という可視化の手法の一つだったようです。

思っていたよりも、身近だったかも!と思った私は、

グラレコによって、周囲の人にはどんな効果・価値がうまれるんだろう?という興味が出てきました。

どんなものか知る

とりいそぎ、私はGoogle先生で「グラフィックレコーディング」の画像検索をしました(先生万歳!)

・・・ふむふむ、なるほど。

5割くらいは分かった気になりました(雑)

人が描かれていたり、スマホやテーブルなどのアイテムもイラストで描かれている。文字も、大事そうなキーワードは大きく、細かな説明は書きすぎない・・・やっぱり自分の取っていたメモに近い。

でも何かが違う。

自分の手元でゆっくりそれを描くことはいくらでもできるが、これは話をしている人たちの前で描かれている。

小さいメモ帳ではなく、ホワイトボードや、大きな模造紙。

YouTubeに実際のグラレコ風景を撮影したものはないか、ちょっと探してみました。

実際の会議の様子などは「グラフィックファシリテーション」と検索するとたくさん動画がありました。

ほぼリアルタイムで、複数の人の発言を聞いて図解するという傾聴力、理解力、描くスピードなんかが重要そうです。

というか、もうそれに尽きると言っても過言では無さそうです。

描き方を学ぶ

描き方を学ぶ時に、以下のYouTube動画が非常に参考になりました。

図解の種類は思っているほど難しくはなく、いくつかのパターンがあることが分かりました。

特にこのくぼみさんの動画は、一緒に手元でノートと鉛筆を用意して練習してみましたがとても分かりやすく、楽しかったです!

実際にやってみた

私が実際に描いたグラレコはこちらです!

あとは実際に会社でプロダクトの会議中に取ったものがあります。

(ホワイトボードに書いていくのはなかなかハードルがありました・・どこかで練習して、少人数の時にもっと挑戦しないとと反省中)

話を聞きながら描くのは難しい

自分にとって描くことはそこまで難しいことではありませんでしたが、

「グラフィックファシリテーション」の動画で見たように、みんながどんどん話していることをどうやって書いていったらいいのか、よく分からないままでした。

誰かの言っていることばかり書いていると、それが本筋のように感じて

周りの人を「大事だから書き出されているんだな」という気分にさせてしまいます。

本来はそうではなくて、発言をまんべんなく捉えて、見えそうで見えなかった部分を可視化することに価値があるはずのに、聞くこと、または描くことに集中してしまいどうしてもうまくいきませんでした。

そこで発見した、こちらのnote!

動画も参考にさせていただいた、くぼみさんのnoteでした。

そのコツは、聞いたことをすぐに描かない、ということです。意外かもしれませんが、すぐに描いておきたい気持ちをすこしだけ我慢すると、ずいぶんと楽になります。

目からウロコ、いや、目からシラスくらいは飛び出てきたと思います。

グラフィックレコーディングは、一言一句を正確に記録することが目的ではありません。むしろ、議論の大まかな流れを捉えることが、その価値です。

これも、とても簡潔でしっくりきた一文。

グラレコというものをまた一つ理解できたような気がしました。

まとめ

結局、毎回の会議でグラレコを行えているわけではありませんが

「グラレコ」ってなんだろう?と気になってから、ここまで調べたりやってみたりしてよかったと思います。

グラレコ自体もそうだし、図解のパターンや、ファシリテートのコツなど、一つ一つがプロダクト作りに大いに役立てることができます。

グラレコが気になっている方の参考になれば、幸いです。

以上。

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