映画感想文27：1922

ぬるま〜湯に浸かった人達には分かるまい。

私は私の周りの裕福で善良（偽の。その善良さは、生きるか死ぬかといったギリギリの場面で測られた事のないマヤカシのもの）な友人達とは異なる視点で

ニュースや映画の中等で起こる事件を見ています。

犯罪者・受刑者の人口の内のマイノリティー率。
格差。
犯罪を犯した人達が
そこに至る経緯、背景、心理。
生育環境。

私は死刑反対派ですし
いつでも加害者側を100%非難出来る訳ではないと知っています。

その精神は恐らく、自身の家族（いないけど）が傷付けられた時・命を奪われた時にも
同等の動きをすると思います。

犯人が・加害者が死刑にならないと嫌だ、
とか思わないだろうって事です。
仕返しに意味は無い。

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つまり私は、そんなに杓子定規じゃないって事を知っているんです。

人を殺した事（危害を加えたり彼らの命や資産を奪うとか）をした事はないですが、
殺さないと解決しない問題や
こちらは何もしていないのに、殺したい程酷い事をする奴らは
確かにこの世に存在する訳で
私はそれを知ってますが、
この手の作品は折角それを一般ピーポーに
教えてくれている訳です。

その辺りが、スティーブン・キングの作品を素晴らしくさせ、単なるお化けの話に終わらせずに
地球で最も読まれている作家とさせている所以だと思います。

【普通の人】
・人殺して怖い目に遭う→自業自得とか思う
・悪い奴→死刑にしろと言う
・何の罪も無いのに誰か殺されたニュースとかに対し
→わー酷いとかは思うものの
会社とかで部下とかには意地悪だったりw

【私】
・人殺し→にも何か事情が有るのだろうと思う
・死刑→反対
・何の罪も無いのに誰か殺されたニュースとかに対し
→物凄く心を痛める。人を攻撃した事等無い。

そんな訳です。
マジョリティー的な人達を見ていると
ホントにアンポンタンだなと思う事が
良く有るのですがw
映画を好きな、恐らくこのレビューを読んでくれている方達は、
そうではない思慮や洞察が有るから
映画って素晴らしいと感じている方達なのだろうと思っています！

何が良くて何が悪いかを、
私は映画から教わりました。
（それって良し悪しなんですが😅）

↓↓↓
原作はかなり前に読んでいましたから、驚く事は何もありませんでした。忠実に再現しようと努めた形跡が有りました。
エンディングだけ、原作と少し違っていましたが、原作の方が…ちょっと好きです。
発狂しちゃった感が強いのでw
宜しければ是非読んでみて下さい！

あと主人公のおじさんですが、どう汚くしてもイケメンだなあ、見た事有るなあと思ってたら、ミストの人ですね！

あでもそう考えると
似た種類のメッセージかも知れません。
これとミスト。