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飴屋だけど、飴屋じゃないんです。

初めまして。
名古屋でmyame(まいあめ)という飴のオーダーメイドサービスを運営している、中村と申します。

自分の仕事を説明するときに一言で伝えるのが難しく、話し始めると情報が多すぎて自分でも面倒になってしまい、ずっと「飴屋です!」と伝えてきました。
思えば、突然「飴屋です!」と言われても、「???」だし、
「あー。飴を作ってる職人さんなのかな?」と思いますよね。
いままでお伝えしてきた皆さん、すみません。

様々なお仕事や取り組みをする中で、多くの方からmyame(まいあめ)や中村くんの仕事は面白い!もっと広めた方が良い!とお叱りを受けることが多くなってきました。

そこで今回、自分の仕事と実績をわかりやすくnoteにまとめてみました。


プロフィール

平成元年生まれ 名古屋市出身 33歳 (ゆとり世代)

お菓子の卸問屋三代目で、現(株)ナカムラ専務取締役

僕自身が飴職人なのではなく、江戸時代から続く『組み飴』の文化を孫の代まで残すため、さまざまな商品開発やPRを組み飴で仕掛けています。
父親が作った「まいあめ工房」を「myame」へブランドをリニューアルし、伝統的な飴をもっと親しみやすく、渡しやすいものになるよう挑戦を続けています。

また、生まれ育った名古屋市西区を拠点にお菓子でさまざまなコミュニケーションを生み出しています。

myame(まいあめ)について

myame の組み飴

myame(まいあめ)は、飴のオーダーメイドサービスです。
・自社のロゴが組み込まれた飴を作りたい
・キャラクターをノベルティとして配りたい
・観光地のお土産を新しく開発したい
といったご依頼を、「オリジナルキャンディー」という形で提供するサービスです。

組みあめの製造風景

単純にこの情報だけでは、「なんだただの飴屋じゃないか」と思うかもしれませんね。
ただ、弊社は他の飴屋さんと異なり、飴を飴として扱っておりません。

弊社では飴を「コミュニケーションツール」として扱っています。

大阪のおばさま方がよく「飴ちゃん、飴ちゃん」と言うように、飴は擬人化される食べ物ですよね。
擬人化されるということは、親しみやすいものとして昔から広く使われてきたと同時に、「飴ちゃんいる?」という声かけは、ただ飴をあげたいだけではない、「コミュニケーションが始まるきっかけ」を作ってくれる食べ物だと思うのです。

Thank you と組み込まれた飴を渡すことで感謝の気持ちを伝える

弊社ではこの「コミュニケーションのきっかけを作る」特性を活かしつつ、
「組み飴」特有の、飴の中に絵柄や文字を入れることで、その特性にさらにドライブをかけてきました。
最終的には飴をメディア(情報媒体)として販売することに意識を変え、
徐々に飴専門の広告代理店またはコンテンツ制作会社へと変貌してきました。

父がこのサービスを始めて12年以上経ちますが、お客様とのコミュニケーションは守りつつ、サイトなどのビジュアルを大きく変えてきました。
今では7,000以上の企業、自治体、学校、団体、個人の方から様々な依頼を受け、毎日たくさんの飴をお客様へ届けています。

PRについて


弊社の特徴として、僕を含めて正社員8人のみの小さな会社ですが、PR力には自信があります。
私がこの家業を継いでから6年以上経ちますが、この間に多くの企画を立案・実行し、そのストーリーをブログなどで紹介してきました。そしてその結果、様々なメディアに取り上げていただくことができました。

そう。これまでに様々なな出来事がありました。
例えば、

instagramの創業者にお会いできたり

BEAMSさんとお仕事ができたり

ニコラス・ケイジさんの飴を作ったり

Instagramの投稿が280万回再生され、
それをさらに超える動画を狙って投稿して、550万回も再生されたり。


ベッカムの息子さんの飴を作ったりもしました。

ベッカムの息子さんの件をきっかけに様々なメディアにも出演し、
リトルトゥースの憧れオードリー若林さんの番組「激レアさんを連れてきた。」にも出たり、

THE BAKE MAGAZINEさんに取り上げていただいたり

海外の人気YouTubeチャンネルから取材されたり

元号が令和へと変わる時、新元号発表1時間後に「令和飴」を作ったり

コロナ禍で全く身動きができない時に、「手洗いうがい飴」を作って無償配布したり

行列のできる相談所で、「BIG BOSS飴」を作ったり

会社にTOKIOの国分太一さんが来てくれたり


積極的に企画を作り、発信することによって、様々なメディアに取り上げていただきました。

商品開発について


前途した通り、7,000社以上の企業、自治体、学校、団体、個人の方から様々な依頼を受けており、毎日たくさんの飴を届けております。
7,000以上のお取引先とやり取りをしていると、自然と売れる要素やデザイン、さらにはノウハウが蓄積されていきます。
そのノウハウを基に、飴で多くの商品を開発しています。

ドラゴンズキャンディー 中日新聞様
美しいことばの飴 BEAMS様
デザイナーのミチルさんとのコラボ商品「ねぎあめ」

また、弊社のご近所の、クッピーラムネで有名なカクダイ製菓さんと一緒に仕事もしています。
まいあめの事業で得たノウハウを活かして、同じ愛知県にある酒蔵の中埜酒造さんと組んで、
「20歳からのクッピーラムネチューハイ」を商品コンセプトから考え、PR戦略も練りました。

20歳からのクッピーラムネチューハイ初期デザイン

Twitter上で、あれよあれよと言う間にリツイートされ、広がっていきました。
最終的に、日経トレンディの下半期ブレイク予測の酒部門でも取り上げていただき、商品開発者冥利に尽きる結果となりました。

日経トレンディ

最後に


こんな感じで、僕は生まれ育った名古屋市西区を拠点に、お菓子と関わりながら仕事をしています。
飴というアナログな商品ではありますが、日本人の気質にあったお菓子だと僕は思っています。直接気持ちを伝えるのは恥ずかしいけど、飴を渡すことで何かコミュニケーションが生まれる。
そんな飴がもつ性質が、この文化や技術を後世に残していきたいと思えるところです。

これからも飴やお菓子で新しい形のコミュニケーションを生み出すべく、日々新しい企画を考えていきます。


プライベートでは


弊社では多くのブログを投稿しているのですが、
それがきっかけでキャスティング会社の方からお声がけいただき、家族でこのようなCMにも出演させていただきました。

会社で取り組んでいることが、プライベートにもつながり、家族の大切な思い出を作ることができました。

せっかくなので、載せさせていただきます。


と言うわけで、以上、記念すべきnote第一弾は、
僕の自己紹介記事でした!
少しずつ執筆して、皆さんに会社のこと、まいあめのこと、僕のこと、色々発信していければと思います。

駄文ではありますが、
どうぞこれからお付き合いをよろしくお願いいたします!

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