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誰でもできるアンカリングでネガティブが強制終了!?

こんにちは。顔がデカいでお馴染みのゴンさんです。


アンカリングという言葉をご存じですか?


アンカリングはプロスポーツ選手も取り入れている

メンタルアップの方法です。


簡単方法でネガティブな感情を抑えることができるので、

是非、試してみてください。


ちなみに僕は、

①机の上で手のひらを合わせる(碇ゲンドウポーズ)

②目をつぶって15秒瞑想

③ゆっくり目を開き

④「面白くなってきたぜ」と不敵な笑みを浮かべる

をやっています。


なんのこっちゃかは読んでいただければわかります。

きっと、ゴンさんマジか~ダサいな~と思うでしょう。


ポジティブ防具:アンカリング

《アンカリング》
ネガティブを一発で吹き飛ばす特殊防具。
決められはポーズをとることで、自分を最高の状態にワープさせる。
ポーズは自分のオリジナルで可。


アンカリングの語源は、船の錨(英語でアンカー)です。

錨は、船をその場所につなぎとめておく役目があります。


そこから派生して、

特定の心理状態をつなぎとめ、

いつでも再現できるようにするテクニックが、

アンカリングと呼ばれるようになたんですね。


それでは、まずはアンカリングを体感してみましょう。


みなさん、今から僕が言うことをやってみてください。


大きく息を吸って

両手で拳を作て

ガッツポーズをしながら

「やったーーー!!」


いかがです?

何の感情もなく、急にガッツポーズをしてみましたが

なんとなく元気になった気がしません?


これがアンカリングです。


厳密にいうとアンカリングは意図的に感情を引き出すので、

ガッツポーズをしたときにでてくる感情をコントロールできます。


”ガッツポーズ”という特定の刺激をキッカケとして、

”嬉しい”という特定の心理状態を引き出すみたいに。


僕たちになじみがある言葉で言うと「ルーティン」がその一つです。


例えば、元プロ野球選手のイチローさんのルーティン。


打席に入る前に一度バットを膝に置いて屈伸

内股で足場を決めたのちに行う構え

ピッチャーに対してバットを立てる構え


イチローさんはこれらを毎打席狂いなく行っていました。

こうしたお決まりの動作を行なうことで、

イチローさんは「集中モード」に入り、好成績を出し続けました。


”ルーティン”という特定の刺激をキッカケとして、

”集中”という特定の心理状態を引き出しているんですね。


このように、アンカリングを装備しておくといい効果がたくさんあります。


代表的なのが以下の3つです。

①ネガティブを消せる

②集中モードに入れる

③平常心を取り戻せる


特に僕たちに重要なのは、①ネガティブを消せるです。


ネガティブ思考になってしまったときに

特定のポーズ、例えば”ガッツポーズ”をとると

”嬉しい”という気持ちも一緒に引っ張り出されて

ネガティブを消してくれるという仕組みです。


なかなか便利な装備ですよね。


ただし、アンカリングを装備するには準備が必要です。


ここからは、アンカリングを装備するための方法を解説していきます。


1、ポジティブなイメージを設定


まずは、アンカリングによって引き出したいポジティブなイメージを設定します。

自分が最も輝いていた瞬間や最も成功していた瞬間を思いだしましょう。

これは、客観的に見た成功ではありません。

自分自身がそう思える瞬間を思い出してください。


例えばマラソンで5位だったとしても、

50位だった自分が5位になった最高の瞬間なのであれば

1位でなくてもオッケーです。


あなたが輝いていることが大切です。


このときに、

”マラソンの練習が辛すぎて、監督にも怒鳴られて辛かった”

のような、ネガティブな記憶も一緒に思いだしてしまう出来事は

アンカリングに適さないので、


ポジティブなイメージだけを思い出せるものを設定してください。


ここが最重要ポイントなので、じっくり丁寧に考えてください。


2.イメージを言語化する


ポジティブなイメージが設定できたら、

今度は、そのイメージの時にどんな気持ちだったかを言語化します。


「自分はどんなことでもやり遂げられる」

「自分は努力の天才だ」

「自分にはマラソンの才能がある」

「自分は効率的な練習法を開発する能力がある」


その時のイメージを自分の感覚で短いシンプルはフレーズにしてください。


あまり自分の感覚からかけ離れたフレーズになってしまうと

逆効果になるので、自分の感覚にしっくりきたものにします。


3.トリガーを決める


次は、イメージを引き出すためのトリガー(特定の刺激)を決めます。

ガッツポーズやイチローさんのルーティンの部分です。


トリガーの条件は

・簡単すぎない

・難しすぎない

・場所を選ばない

です。


「コーヒーを飲む」や「背伸びをする」などの日常的な行動はアンカリングに向きません。

これらの行動をトリガーにしてしまうと、

ただコーヒーが飲みたいだけなのに、

コーヒーを飲むとアンカリングが発動してしまうからです。


難しすぎるトリガーも良くありません。

それは単純に、やるのに時間がかかったり、どうやるか忘れてたりして

効率が悪いからです。


特定の場所でしかできないものもやめましょう。

例えば「大声でやったーと叫ぶ」というトリガーを設定してしまうと

周りに人がいる状況では発動できなくたってしまいます。


トリガーは、右手と左手の中指を合わせるや、親指の爪を眺めるなど

普段やらないどこでも出来る簡単なこと

で設定しましょう。


4.すべてをつなぐ


最後に、今まで設定してきたもの

(ポジティブなイメージ、フレーズ、トリガー)

を一連の流れになるようにひもづけます。


これはイメージが大切なので、一人で静かなところで行ってください。


まず、ゆっくり深呼吸をしてリラックスします。

リラックスできたら、ステップ1で設定したポジティブなイメージを

思い出したください。


その時の感情、空気、周りの景色、そこにいた人。

より具体的にイメージができると良いでしょう。


イメージがでて気持ちが盛り上がってきたら、

ステップ2で設定したフレーズをい言いながら

ステップ3で設定したポーズを行ってください。


この一連の流れを数回繰り返します。


そうすると、次第にイメージの速度が上がてくると思います。


最終的に、ポーズをとりながらフレーズを言うと

ポジティブなイメージが出てくるようになれば

アンカリングの完成です。


これであなたは、ネガティブな思考になってしまったときに

アンカリングのポーズをとることで

ポジティブな感情が出てきて

ネガティブを消すことができるようになります。


始めは難しいかもしれませんが、慣れとコツなので

反復練習をしてみてください。


さて、ここでアンカリングを理解していただいたみなさんと

再度、僕のアンカリングを見ていきたいと思います。


①机の上で手のひらを合わせる(碇ゲンドウポーズ)

②目をつぶって15秒瞑想(ポーズ)

③ゆっくり目を開き

④「面白くなってきたぜ」と不敵な笑みを浮かべる(ポーズ+フレーズ)


自分でポーズを設定していいのに、

碇ゲンドウポーズをもてくるあたり


ダサいでしょ!


とはいえ、ただエヴァンゲリオンが好きだからという訳ではありません。


僕の場合、イメージに入るのに少し時間がかかってしまうので

ちょっと瞑想できるポーズを試行錯誤した結果、このポーズになりました。


イメージしているのは、仕事で追い込まれた状態から

逆にやる気がみなぎって成功した思い出です。


まさに、「おもしろくなってきたぜ」の状態で、

フレーズは


「こういう展開でこそオレは燃える奴だったハズだ...!」


です。


お気づきの方のいらっしゃるでしょう。


そうです。


スラムダンクの”三井寿”です。


またマンガからもってくるってゆーね。


自分で考えるフレーズがいいのかもしれませんが

僕にはこのフレーズがしっくりきたので使わせていただいています。


そして、やる気に満ちた感情を引っ張ってきてくれて

ネガティブを消してくれるのです。


いかがでしょか。

ポジティブ防具《アンカリング》は

気持ちの切り替えを行ってくれるスイッチのようなものです。


上手に装備して、ネガティブを消していきましょう。

それでは、またお会いしましょう。

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