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知識は武器だ!しまっておいたって意味がない。コマンド”装備する”を発動しよう。


こんにちは。顔がデカいでお馴染みのゴンさんです。


今回は、僕が普段からやっている知識の”武器化”について、詳しく解説していきます。

ネガティブ思考を改善するためにいっぱい勉強して、たくさんの知識をもっているはずなのになぜかアウトプットがうまくいかない?

そんなあなた!

僕はこの考え方をするようになってから、知識をしっかりとアウトプットできるようになり、ネガティブ思考をポジティブ思考に変えることができました。

覚えた知識をうまくアウトプットできないあなたの参考になると思いますので、是非楽しんで読んでみてください。


まず初めに、知識の”武器化”について簡単に説明していきます。

知識の”武器化”とは、知識を情報として捉えるのではなく、”剣”や”鎧”に置き換えて「モノ」として捉える方法です。


例えば、ストレスに強くなる為の知識ならば、自分を守る為の「鎧」をイメージします。

そしてその「鎧」を"装備"することで、ストレスから自分を守ってくれる。そんなイメージです。


この知識を「モノ」として捉えることが、今までうまく使えていなかった知識をうまく使えるようになるためのキーポイントです。


では、なぜ知識を「モノ」として捉えることがキーポイントなのかを解説していきます。

今でこそポジティブ思考で日々を過ごしている僕ですが、元々は激弱メンタルの持ち主のネガティブ人間です。


すぐにストレスを感じ、不安になり、怒りを覚え、悩んでしまう。


そんな自分を変えたくて、心理学の本をたくさん読んだり自己啓発のセミナーを聞いたりしていましたが、なかなかメンタルが改善されませんでした。


例えば、怒りについて。

アンガーマネジメントの本を読んでいるのに、いざその時になったら怒りに任せて行動してします。

こんな経験、みなさんもありますよね?


自分のネガティブは改善されず、勉強したことが全く使えていない自分はなんてダメな奴なんだ、と余計にメンタルが落ちた時期もありました。


自分を助けるはずの行動が、自分を追い込んでいったのです。


これはよろしくないですよね。だってポジティブになりたいんだもん。


そこで僕は、なぜ知識をうまく使うことができないのかを考えてみました。


本を読んだりセミナーを聞いたりしているので、それなりの量のインプットされているはずです。

しかし、いざメンタルにダメージを与えることが起こると、ほとんど役にはたってくれません。なぜアウトプットできないのか?

いくら本を読んで気持ちを落ちつせても、ネガティブな感情はふとした瞬間に襲ってきて、いつまでも僕のなかにいました。なぜアウトプットできないんか?


その時、僕は気づきました。


「ダメだこりゃ、僕は根っからのネガティブ人間だから、ネガティブはいつまでたっても出てくるわ~」


と。


知識としてポジィティブなことを覚えていたつもりでも、ネガティブ人間の僕が自然に使う感情はやはり”ネガティブ”だったのです。



ちょっと待て!

ネガティブ人間なんだから無理だった、という話ではありません。諦めずにもう少し僕の話を聞いてください!


僕は、ネガティブ人間はポジティブ人間になれないと確信しました。

無理やりポジティブ人間になろうとするから、うまくいかず挫折して苦しむのだと。


そこで、戦い方を変えることにしたんです。


今までは、ネガティブ人間を鍛えて鍛えて鍛えぬいてポジティブ人間にしようとしていました。

わかりやすく言うと、強くなるためにガリガリの状態からバッキバキに筋トレを行って、筋肉もりもりのマッチョに仕上げようとしているような状態です。


しかし、僕はネガティブ人間であることが確定しています。ポジティブになりづらい体質です。

いくら筋トレをしても筋肉がほとんどつかない体質なんです。


じゃあどうやって強くなるか?


自分が強くなれないのであれば、道具に頼ればいいじゃん。


ガリガリのままで弱いなら、強い装備を身にまとえばいいのです。

何も筋肉だけが強さではありません。道具を使ったって同じ結果が出ればいいじゃないですか。


そんな発想から編み出したのが、

知識の"武器化"、すなわち知識を「モノ」と捉えるという概念です。


知識を、自分のなかに入ってきて筋肉になる「身に付くもの」ではなく、

自分の外に「身に着けるもの」すなわち”武器”や”防具”と捉え、

その”武器”や”防具”を"装備"することでその力を発揮するという考え方です。


このイメージの仕方が僕を変えてくれました。もともとRPGが好きな僕は、武器集めに没頭しました。

今まで学んできた知識も、”武器”や”防具”と捉えるとすんなりと覚えられるようになり、”装備”していると思うといつでも使えるようになりました。


そして、それを繰り返してSランク装備を整えた僕は、ネガティブ人間だけとポジティブに暮らしていけるようになったのです。


僕は、ゲームが好きなので”武器”や”防具をイメージしていますが、知識を身に着けるものに変換するときは、服でも帽子でもなんでも構いません。

大切なのは、「脳や体が覚える」という感覚から、着たり持ったりして「自分で身に着ける」という感覚をもつことです。


この"武器化"と"装備"という考え方には3つの大きなメリットがあります。

①自分に必要な知識をリスト化できる
②装備品は忘れずらい
③できなかったことは"装備"のせいにできる


①自分に必要な知識をリスト化できる
知識を「モノ」として捉えることで、今どんな「モノ」を持っているかが把握しやすくなります。

僕のリストわけの仕方は「武器」と「防具」です。

自分の成長に役立つ知識、目標に向けて大切な知識は剣や槍など攻めに使う「武器」をイメージします。

逆に、アンガーマネジメントやネガティブを改善するような知識は鎧や兜のような自分を守る「防具」をイメージします。

このように「武具」と「防具」に分けることで必要な知識を簡単にリスト化でき、使いやすくなります。


②装備品は忘れずらい
「モノ」として捉えることで、情報として捉えていた時よりも知識を忘れづらくなります。

これは「関連付け記憶法」に近いもので、だだ知識と覚えるのではなく、この白い剣はこの知識と関連付けて覚えた方がより記憶に残りやすくなります。

③できなかったことは"装備"のせいにできる
これはメンタルヘルスに関しての話だからこそ重要だと思うことです。

僕たちネガティブ人間は、ネガティブのままでいいとは思っていません。

もっとポジティブになりたい。そう思うからこそ自己啓発本などを読み、メンタルヘルスの知識をインプットしていきます。

しかし、もともと行動が苦手な僕たちは、なかなかうまくアウトプットができません。


そうなると、「やっぱり自分はダメなんだ、自分は変われないんだ」と、よりネガティブな思考に陥ってしまいます。


そうならないためにも、できなかったことは"装備"のせいにしてしまえばいいんです。


変われなかったのはあなたのせいではありません。装備のが合わなかった、付け方を間違えていたからなんです。


そう思うと気が楽になるでしょう?

僕たちはポジティブな行動に慣れていません。ですから、はじめのうちは失敗したり挫折したりしてしまいます。

それは仕方のないことです。もともとがネガティブなのですから。


大丈夫です。自分に合った"装備"をちゃんと身に着ければ、かならずポジティブになれますから。


いかがですか?"武器化"と"装備"おもしろいでしょう?

このように、僕がメンタルヘルスを考えるときは情報を"武器化"して常に忘れないようにし、"装備"することでいつでも使える状態を保つようにしています。


自分は変われないと悩んでいるあなた。僕も同じです。

自分を変えることはできませんでした。


でも大丈夫です。自分は自分のままでいいんです。


自分を変えられない僕たちは、知識という武器を装備して、ポジティブになっていきましょう。


武装したポジティブだっていいじゃないですか。結果僕たちが楽しくなればいいんですから!


それで、またお会いしましょう。


P.S

知識の”武器”は、決して人を傷つけるためのものではありません。自分のやりたいことをやるために、自分を成長させるために役に立つ道具です。

間違っても人を騙したり、陥れたりすることに使わないでくださいね。



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