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コミュニケーションに飢えてる

当たり前のことだけど、口を使うコミュニケーションって必要。書き言葉とかSNSでのコミュニケーションはいろんな自粛が発生する前からしてたし、黙々インドア派であることは前から変わっていないのだけれど、今無性に口での会話が恋しい。というか、即レスのあるコミュニケーションに飢えてる。

先ほど友人と3時間半(!)スカイプで会話した。自分が芸術を摂取して思ったことは文字化して外に出したくなった。しばらく会っていない友人に久しぶりに連絡をとった。これまでインプット偏重だったのが突然アウトプットしたい欲が止まらない。なんだこのダチョウ倶楽部的な天邪鬼メンタル。

ソクラテスの問答法(助産法)なんてよくいう話だけど、他者の体内で一度ろ過された言葉って閃きの発芽みたいで面白い。自分の中で育てただけの言葉ってデフレ起こして気分も言葉自体も落ちていくのに、対話って工程を経るだけで別の何かを生む存在に変わる。本当に大事なことって昔から変わらないというかなんというか。

こうしてコミュニケーションに飢えてますって書いている間にフリースタイルダンジョンが面白かった話とか、パペットマペットのYouTube配信をついつい見てしまう話とか、せっかくの引きこもり期間なのに『キュビスム美術史』が読破できてない話とかを誰かに話したくてたまらない。これまでそういう話をこまめにできる人間関係を築いてこなかったツケなのだろうか、年齢とかタイミングのせいなのか、「これが好きなの!」っていうより「〇〇を摂取して△△って思ったんだけどあなたはどう?」ってやりとりがしたいなーなどと。

とりあえずいろんなことが爆発する前に会話だったりこのnoteだったりで小出しにしていけたらいいな。




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