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趣味人間万歳!【プロレス編】(4)プロレススーパースター列伝

プロレスにだんだんとハマっていきますと、テレビの情報だけでは物足りなくなってきます。

インターネットなんてものは無い時代でしたから、情報は紙媒体に求めることになります。

雑誌では「週刊プロレス」「週刊ゴング」「週刊ファイト」などがありました。一通り読みましたが、写真がキレイだったので僕は「週刊プロレス」派でした。

あとタイトルを失念してしまったのですが、新聞スタイルのプロレス刊行物もありましたね。あれもフルカラーで写真が多かったので好きでした。

社会人になり、職場最寄の地下鉄駅の売店で毎週「週刊プロレス」を買っておりましたので、売店のおばちゃんに覚えられまして(笑)僕が発売日に顔を見せたら「はい」って何も言わなくても「週刊プロレス」を出してくれました(笑)

漫画も好きでしたので「プロレススーパースター列伝」を愛読していました。これは面白かったですね。特にタイガーマスクに関する情報がいっぱい載っていたので読みふけっていました。

後でこの作品は多分に虚飾されていたことがわかったのですが(笑)当時はかなり影響されましたね。「虎の穴って本当にあったんや!」とか。

一番興味深い「タイガーマスクの正体」についても、序盤で「サトルサヤマではないか?」とあって「えーっ!そんなこと書いちゃっていいの?!」と思いましたが、最後でそれを否定するという、なかなか心憎い演出でした。

さらにこの作品の中で「タイガーの使う蹴りは空手の蹴りか?キックボクシングの蹴りか?」という一節があって、「えっ?空手とキックボクシングの蹴りは違うの?!」と、そっち方面の興味も湧きまして、本屋さんで空手の教則本を買ってみました。それが芦原会館・芦原英幸さんの著書でした。そこからプロレスを超えて格闘技にも興味を持つキッカケになりました。

ちなみにその芦原英幸さんの弟子である石井和義さんが後に正道会館、そしてK-1を作り、プロレス界とも深く関わっていったことは何か運命を感じます。

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