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趣味人間万歳!【プロレス編】(8)U.W.F.③

まず本編に入ります前に、
僕の記事を プロレス“ザ・モンスター”ハラダ@チャンネルせかぷろ・YouTube さんがご紹介下さいました(^^) ありがとうございます☆

さてさてUWF。

後でわかったことなのですが、UWF活動停止にはあの豊田商事・永野会長刺殺事件が関係していたのだとか。恐ろしいハナシですね。

戦うリングを失ったUWF戦士たちの向かった先は、古巣・新日本プロレスでした。

この時僕の中には2つの思いがありました。
「せっかく独自の世界観を作り上げたのに、ここでまた新日本の色に交じってしまうのか」という思いと、
「UWFスタイルがどこまで新日本に通用するのか、あるいは新日本を食ってしまうのか?」という興味でした。

何にしても、スーツ姿のUWF戦士が新日本のリングに上がった時は鳥肌が立ちました。

さあUWFと新日本がどう交わるか?!と思いきや、まず行われたのは「UWF代表者決定リーグ戦」UWFの中だけでリーグ戦が行われました。「やっぱりいきなり交わるのは拒否反応が出るのかな」と理解していました。

リーグ戦は「これがUWFだ!」という戦いでした。そして選ばれた代表は藤原喜明でした。
猪木vs藤原。結果はスリーパーで猪木の勝ちとなりました。

これが、新日本しか見ていない自分だったら、特に違和感はなかったかも知れません。しかし、相手はUWFです。

反則を一切認めないUWFに対し、猪木はナックルパートや急所攻撃を織り交ぜていったのです。言わば猪木はUWFイズムにケンカを売ったのです。
当然UWFセコンド勢は猛抗議しました。

試合終了。その瞬間!

リングに飛び込んだ前田が猪木のアゴに強烈な左ハイキック!!
「やった!!」と思いました。

当然新日本サイドも黙っているわけはなく、大乱闘に。

この乱闘で「さすがUWFやな」と変に関心してしまったのは、
殴りかかったり掴みかかったりする新日本勢いに対し、前田・高田・山崎の3人はまるでラインダンスでも踊るかのように、1列に並んでひたすらキックを繰り出していったのです。

UWFは、乱闘でもUWFスタイルでした。(笑)


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